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サムスンSDI、バッテリー部門のトップ総入れ替え…黒字転換に向け引き締め

サムスンSDIが主力事業部であるバッテリー事業部のトップを全員入れ替えた。最高財務責任者(CFO)も替えた。全永鉉(チョン・ヨンヒョン)代表理事(社長)は留任した。

11日の部品業界によると、サムスンSDIは先月役員人事と組織改編を通じて経営支援室長兼CFO(副社長)、中大型電池事業部長、小型電池事業部長らを全員交替した。サムスンSDIで中大型電池事業部は電気自動車やエネルギー貯蔵装置(ESS)に使われるバッテリー、小型電池事業部はスマートフォンやタブレットなどモバイル機器用バッテリー事業をそれぞれ担当する。これまではサムスンのスマートフォン向けに納品する小型電池事業部が同社の収益源の役割を担ってきたが、電気自動車の大衆化に力づけられ最近では中大型電池事業部の成長が目立っている。

今回の人事でサムスンSDIの中大型電池事業部長には欧州法人長を務めたパク・ジン(54)専務が選任された。現在4ラインが稼動中のハンガリー工場を基盤に電気自動車用バッテリー売り上げをさらに増やすという布石とみられる。昨年7-9月期のカンファレンスコール時にサムスンSDIは「電気自動車バッテリーは損益分岐点(BEP)にほぼ達した。来年には黒字を予想する」と明らかにした。サムスンSDIのハンガリー工場は「コナ」電気自動車モデルを生産する現代自動車のチェコ工場とも隣接している。

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サムスンSDIの業績が期待される渦中に事業部長を交替したのはサムスンのバッテリーを搭載したフォードとBMWの電気自動車の火災にともなう問責という分析も出ている。サムスンのバッテリーを搭載したフォードのSUV「クーガ」のプラグインハイブリッドモデルで昨年下半期に相次ぎ火災が発生し、フォードは「火災原因はバッテリーパックにある」として全面リコールをしている。電気自動車に使われるバッテリーパックは複数のバッテリーセルをまとめたモジュールとバッテリー管理システム、冷却システムなどで構成されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8065353e06d5a4291f980fbb10d536cb6ccb74fe

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サムスンSDIは、韓国の大手電機メーカーで、サムスングループに属する。太陽電池、燃料電池、電気自動車等輸送用バッテリー、電力貯蔵用大容量ストレージなどを製造販売する。また今回の人事について、「次世代リーダー重用で組織の躍動性を高め未来経営陣を養成する次元」と説明している。 サムスングループの一員であるサムスンSDIの主な事業は、小型電池の販売先としてはサムスン電子、サムスンディスプレイ、HP、Dell、Amazonなどであり、車載用の中型電池ではフォルクスワーゲン、BMWなどを顧客とし、大型蓄電池である大容量蓄電池では発電所や変電所、企業・業務用などが納入先となる。

サムスンSDIは、小型から大型までの電池を生産販売するエネルギーソリューション事業部と半導体およびディスプレイなどの素材を生産販売する電子材料事業部の2つの事業部から構成されている。小型電池、車載用の中型電池、大容量のESSなどを主力としているエネルギーソリューション事業部が、売り上げの7割以上を占めている。2019年第3四半期の営業利益は1,660億ウォンと前年同期比ではマイナス31.3%と大幅に減少、第4四半期には営業利益が283億ウォンまで激減し、第4四半期の売上高営業利益率は1%まで落ち込むと予想されている(DB金融投資)。

その主因は小型電池の需要鈍化とESSの発火事故である。とくにサムスンSDIのESS製品を設置した工場での火災は、2019年10月末現在までに合計10件に達しており、企業の信頼を根幹から揺るがしている。

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[ 2021年01月12日 09:04 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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