「配達だけが増えていますから」 韓国でバイク販売好調
今月6日午後、ソウル市中区忠武路の「オートバイ通り」を訪れた。店頭にピカピカのバイクが並んでおり、至るところからエンジンをかける「ブルルン」という音が聞こえた。コロナで人影少ない周辺の繁華街とは異なり、オートバイ通りでは30店舗余りが扉を大きく開き、来店客を迎えていた。廃業どころか、真新しい看板を掲げた店も複数見受けられた。コロナで大半の業種が深刻な不況に直面しているが、「配達業」だけが好況に浴しているおかげだ。
30年以上店を営むボクチモータースのイ・ボクシン代表(60)は「レジャー用の大型バイクの売り上げは減少したが、配達に使う小型バイクの売り上げは20%程度増えた。飲食店は商売が厳しいが、うちでは従業員8人を1人も減らさなかった」と話した。オートバイ通りの商店連合会長を務めるイ代表は「通りにあるバイク販売店30店舗余りで昨年閉店した店は一つもない」と話した。
至るところで落ち込んでいる「コロナ統計」でもバイク販売だけは上昇曲線を描いている。全国の零細事業所66万カ所の売り上げを管理する韓国信用データの資料によると、昨年12月最終週(12月28日-1月3日)の全国の零細事業所の売上高は前年同期比で34%急落した。一方、同じ期間の全国のバイク販売・修理業の売上高は27%増加した。昨年は一年を通してバイク関連の売り上げが前年を上回り、週ベースの売り上げが2-3倍を記録することもあった。
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オートバイ通りの好況の裏事情は喜んでばかりもいられない。売り上げを押し上げたのが配達業に新規参入した人たちだからだ。忠武路でバイクを販売しているIさん(41)は「昨年は10台に3台は初めて配達をするという人が買っていった。商売がうまくいかないので配達を始めるという東大門の衣料店社長もいたし、失業して配達を始めるという人もいた」と話した。イ・ボクシン代表は「配達代行をする人もいるが、商売が不振で配達費を節約しようと自分で配達する自営業者も多かった。バイクの乗り方が分からない客が来ると、10分かけて乗り方を教えたりもする」と語った。昨年の二輪車免許試験受験者は13万9344人で、前年(11万9772人)を16.3%上回った。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/15/2021011580003.html

ベトナムではバイクのことを「ホンダ」と呼ぶというのは有名な話だ。これはベトナムのバイク市場におけるホンダのシェアが高いことを示しており、2019年の販売台数ではホンダだけで79%を占める。なぜベトナムのバイク市場は日本メーカーの独壇場なのだろうか。中国メディアの網易は、日本と中国と韓国がベトナムのバイク市場で争ったが、日本が圧勝したためと伝えている。
2017年の時点でベトナムのバイクの登録台数は4770万台であり、ベトナムはかなり巨大なバイク市場といえる。ここに日中韓のメーカーが参入したが、韓国メーカーは中途半端な安さで、日本メーカーのバイクより安いが品質は遠く及ばず、価格だけでいえば中国の方がさらに安かったため韓国メーカーは淘汰されたという。日本のバイクメーカーがベトナムで人気であるのは、やはり高い品質が評価されてのことであり、ベトナムにおけるバイク市場の事例は企業にとって品質と信用がいかに重要であるかをよく物語っている。
一方の韓国明洞や東大門)からも近い忠武路に、オートバイやグッズショップが約50軒並ぶ有名な「オートバイ通り」がある。日本の4大メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)のほか、ハーレーダビッドソンやBMW、ドゥカティなど欧米のバイクが並び、韓国や台湾の比較的廉価なバイクも多く販売されている。韓国のライダーは約400万人、年間販売台数は約15万台といわれ、市場的には小さくはないが、ほとんどが荷物運搬用の労働車となる。
30年以上店を営むボクチモータースのイ・ボクシン代表(60)は「レジャー用の大型バイクの売り上げは減少したが、配達に使う小型バイクの売り上げは20%程度増えた。飲食店は商売が厳しいが、うちでは従業員8人を1人も減らさなかった」と話した。オートバイ通りの商店連合会長を務めるイ代表は「通りにあるバイク販売店30店舗余りで昨年閉店した店は一つもない」と話した。
至るところで落ち込んでいる「コロナ統計」でもバイク販売だけは上昇曲線を描いている。全国の零細事業所66万カ所の売り上げを管理する韓国信用データの資料によると、昨年12月最終週(12月28日-1月3日)の全国の零細事業所の売上高は前年同期比で34%急落した。一方、同じ期間の全国のバイク販売・修理業の売上高は27%増加した。昨年は一年を通してバイク関連の売り上げが前年を上回り、週ベースの売り上げが2-3倍を記録することもあった。
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オートバイ通りの好況の裏事情は喜んでばかりもいられない。売り上げを押し上げたのが配達業に新規参入した人たちだからだ。忠武路でバイクを販売しているIさん(41)は「昨年は10台に3台は初めて配達をするという人が買っていった。商売がうまくいかないので配達を始めるという東大門の衣料店社長もいたし、失業して配達を始めるという人もいた」と話した。イ・ボクシン代表は「配達代行をする人もいるが、商売が不振で配達費を節約しようと自分で配達する自営業者も多かった。バイクの乗り方が分からない客が来ると、10分かけて乗り方を教えたりもする」と語った。昨年の二輪車免許試験受験者は13万9344人で、前年(11万9772人)を16.3%上回った。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/15/2021011580003.html

ベトナムではバイクのことを「ホンダ」と呼ぶというのは有名な話だ。これはベトナムのバイク市場におけるホンダのシェアが高いことを示しており、2019年の販売台数ではホンダだけで79%を占める。なぜベトナムのバイク市場は日本メーカーの独壇場なのだろうか。中国メディアの網易は、日本と中国と韓国がベトナムのバイク市場で争ったが、日本が圧勝したためと伝えている。
2017年の時点でベトナムのバイクの登録台数は4770万台であり、ベトナムはかなり巨大なバイク市場といえる。ここに日中韓のメーカーが参入したが、韓国メーカーは中途半端な安さで、日本メーカーのバイクより安いが品質は遠く及ばず、価格だけでいえば中国の方がさらに安かったため韓国メーカーは淘汰されたという。日本のバイクメーカーがベトナムで人気であるのは、やはり高い品質が評価されてのことであり、ベトナムにおけるバイク市場の事例は企業にとって品質と信用がいかに重要であるかをよく物語っている。
一方の韓国明洞や東大門)からも近い忠武路に、オートバイやグッズショップが約50軒並ぶ有名な「オートバイ通り」がある。日本の4大メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)のほか、ハーレーダビッドソンやBMW、ドゥカティなど欧米のバイクが並び、韓国や台湾の比較的廉価なバイクも多く販売されている。韓国のライダーは約400万人、年間販売台数は約15万台といわれ、市場的には小さくはないが、ほとんどが荷物運搬用の労働車となる。
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