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英コロナ変異種がさらに新たな変異、免疫系の攻撃を逃れる可能性も

英スカイ・ニュースの2日付報道によると、英国の保健専門家は英国でこのほど報告されていた新型コロナウイルスの変異種の一部検体から、新たな変異を確認した。この新たな変異により、ウイルスは人体の免疫系の攻撃を逃れる可能性がある。新華社が伝えた。

報道によると、英国公衆衛生庁はウイルス検体から確認したこの新たな変異を「E484K」と呼んでいる。この変異はこのほどすでに、南アフリカで報告された変異種に確認されていた。英フランシスクリック研究所のジョナサン・ストイエ博士は「これまで研究者はブラジルと南アフリカでそれぞれ見つかった変異種から同じ変異、すなわちE484Kを確認していた。ウイルス学の見地からすると、変異は予想外のことではない。変異がウイルスに大きな成長の優位性をもたらすかについては、今後のさらなる観察が必要だ」と述べた。

英国は昨年12月、変異種の発生を発表していた。この変異種の方が感染力が高いという証拠がある。
https://www.recordchina.co.jp/b871680-s6-c30-d0189.html

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免疫は「鍵(リガンド)」と「鍵穴(受容体)」の関係でコントロールされている。鍵が違うと家に入れないのと同じく、ウイルスが持つ鍵(スパイク)に会った鍵穴を見つけないと我々の体には侵入できない。新型コロナウイルスの鍵穴となるのは、血圧の調整に関与しているアンギオテンシン変換酵素2と呼ばれる分子。この分子を足掛かりに新型コロナウイルスは我々の細胞に空き巣のように入って来る。

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ウイルスは自分自身では増える事ができまない。例えるとすれば、裸(DNAまたはRNA)の状態。裸で出歩くと、直ぐに太陽光に焼き殺されてしまう。細胞内に空き巣に入り、自分に合った洋服や靴を盗み、身支度が整ったら隣の細胞に再び空き巣に入る。つまり、空き巣をしつづける事により生き延びている。厄介な事に、ウイルスは空き巣の間に自身の複製も多数作る。これにより、空き巣に遭う被害細胞が増え、同時にウイルスの数もネズミ算式に増える。このネズミ算式に増えたウイルスが咳や大声で吐き出されると、他人に感染させてしまう。

新型コロナウイルスは、血圧の調整に関与するアンギオテンシン変換酵素2と呼ばれる分子を「鍵穴」として使う。これにより、新型コロナウイルスに感染すると、味覚異常や嗅覚異常が起こる。新型コロナウイルス感染では、他に症状が何もないのに味覚異常や嗅覚異常が起こるのが特徴だ。これまで報告されたように、アンギオテンシン変換酵素2を無くすと、ウイルスは感染できないようだ。一方、これまでの報告とは異なり、鍵を回す役目を担うと考えられていた、「TMPRESS2」や「FURIN」と呼ばれる酵素を無くしても、ウイルスは感染できるとしている。しかし、鍵を回せる可能性のあるもう一つの分子である「カテプシンL」を無くすと、ウイルスは感染できなくなると報告されている。 
詳細はこちら http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/immun/


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[ 2021年02月06日 08:44 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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