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崔泰源SK会長「バッテリー生態系でのコラボが重要」

SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は、「未来の革新エンジンとしてバッテリー技術に注目しなければならない」とバッテリー産業での協力の重要性を強調した。

崔会長は19日、崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院の主催で「バッテリー技術の未来」をテーマに開かれたウェビナ-(ウェブ+セミナー)の歓迎のあいさつでこのように述べた。崔会長の演説は10日(現地時間)、SKイノベーションがLGエネルギーソリューションと米国際貿易委員会(ITC)で起こした電気車バッテリーの営業秘密侵害訴訟で敗訴後に公開されたバッテリー関連の初の発言として注目を集めた。崔会長は訴訟に関しては直接的な言及はしなかった。

崔会長は、「バッテリー市場が最近成功したのは、産学に携わった研究者たちの長年のコラボレーションのおかげだ。拡張しているバッテリー生態系において産学コラボはとても重要だ」と強調した。続いて「次世代バッテリーのための新素材を開発し、廃電池をリサイクルして再利用することがまさにこれに該当する」と付け加えた。また、「自分の専門領域外にいる専門家とコラボし、コミュニケーションを取る技術能力が非常に重要だ」とし、「この能力が今後、将来のグローバルリーダーになる上で重要な資質となるだろう」と強調した。

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同日の行事は、学者らが参加する学術行事で、崔会長は収録の形で、短い歓迎の言葉を述べた。関連業界では、崔会長は訴訟に直接言及しなかったが、「コラボレーション」と「バッテリー生態系」を強調したのは、韓国企業同士の訴訟と関連して、バッテリー産業全般の成長を考慮すべきだという世論を意識したものと解釈された。 同日のウェビナーには、2019年にノーベル化学賞を受賞した米ニューヨーク州立大学化学科のスタンリー・ウィッティンガム教授、カリフォルニア大学バークレー校材料工学科のガーブランド・シダー、ソウル大学材料工学部のカン・ギソク教授、ソウル大学科学生物工学部のチェ・ジャンウク教授など、国内外の碩学が講演者として参加した。
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2021年3月、韓国の大韓商工会議所会長にSKグループの崔泰源(チェ・テウォン=1960年生)会長が就任する。韓国で、「4大財閥」のオーナー会長が主要経済団体のトップに就くのは2000年代に入ってからは初めてだ。2021年2月1日、ソウル商工会議所の幹部会議が開かれた。サムスン、現代自動車、LGグループの副会長、社長など13人が出席し、次期会長に崔泰源氏を推挙することで一致した。3月に会長に就任する。ソウル商工会議所の会長が大韓商工会議所会長を兼務することが慣例になっており、崔泰源氏が大韓商工会議所会長に「内定」したことになる。

崔泰源氏は、1998年に父親の突然の死去で急遽、後継準備を進め、2004年にグループ会長に就任した。オーナー経営者としての最大の実績は、半導体事業への進出となる。現代グループとLGグループの半導体メーカーを起源とするハイニックスを買収し、SKハイニックスとした。大胆な投資を続けていまやグループ最大の収益源となっている。 

また文在寅大統領は、2020年7月にSKハイニックスを訪問したのに続き、2021年1月にはSKバイオサイエンスを訪問した。 大型投資と雇用拡大という成長戦略やワクチンの受託生産という新型コロナ対策についての政府の強い意欲と政策を打ち出すための訪問だった。いずれも崔泰源氏が同行した。 財閥トップのサムスンが何かと「反財閥」の象徴として標的になるのに対して、うまい位置にあるともいえる。


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[ 2021年02月22日 09:09 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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