新型コロナで打撃の韓国映画界、大物俳優が続々ネットドラマに「降臨」
2021年2月23日、環球時報は韓国で新型コロナの影響で観客動員数が落ちた映画・テレビ界の名優が続々とインターネットドラマ界に「降臨」する現象が起きていると報じた。 記事は、銀幕から小さなスクリーンへと活動の舞台を移す韓国の俳優が増えていると紹介。ソン・ジュンギ、チョン・ジヒョンといった第一線クラスの映画・テレビドラマ俳優がNetflixのドラマに続々と出演し、チェ・ミンシク、ハ・ジョンウといった大御所クラスの俳優さえもが新シリーズに参加していると伝えた。
その上で、中国、北米、日本に次ぐ世界で4番めの規模を持つ韓国の映画市場が昨年新型コロナの影響で大打撃を受け、韓国映画振興委員会が19日に発表した統計では昨年の観客動員数が5952万人と一昨年に比べて73.7%の大幅減となり、2004年以降の最低水準を記録したと解説。一方で、NetflixやWATCHAなどのオンライン動画プラットフォームが昨年急速な伸びを見せ、配信される番組に巨額の投資が行われるようになり、映画を超えたクオリティーの作品が制作されるようになったとした。
そして、韓国メディア・ハンギョレがこの状況について「新型コロナの影響と、ストリーミングメディアの成長の結果」と評したことを伝えるとともに、これまで韓国の芸能界に存在してきた映画俳優を頂点に、テレビ俳優、歌手、アイドル・芸人と下っていく業界のヒエラルキーが崩壊しつつあると評している。
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また、著名な映画・テレビ俳優がネットドラマに「降臨」する背景には、俳優たちによる良質な作品を演じたいという渇望もあると指摘。「これらのスターを奮い立たせるような脚本や作り込みがあってこそ、ストリーミングメディアでの大成功がある。そこをしっかりやらなければ、中国の多くの映画スターがネットドラマに『降臨』してたどったような、失敗の道を行くことになりかねない」と伝えた。
https://www.recordchina.co.jp/b872442-s25-c70-d0193.html

日本では、“Netflixオリジナル“と冠のついた作品を「Netflixだけで視聴できる作品」と思っている人が多いと思うが、実は韓国では、そのほとんどが同時にテレビ放送もされている。『愛の不時着』や『梨泰院クラス』も、韓国ではテレビ放送が先だ。一方で、『保健教師アン・ウニョン』は韓国でもテレビで放送されていない、Netflixだけで見ることができる “Netflix限定配信”の作品である。
Netflixのようなインターネット上の動画配信の場合、「放送」という枠組みに入らないため、映画などと同じく映像物等級委員会という機関の審査を受けることになる。自宅で子どもの目にも入りやすい放送番組と違い、映像物等級委員会の審査対象となる映画や動画配信サービスは、比較的表現の自由度が高い。そのため、韓国コンテンツの中で、実は、映画とドラマでは表現の自由度がかなり違う。字幕ではわかりにくいが、悪口の表現などは映画のほうが過激で、暴力シーンなども多めなのもこのためだ。
テレビ放送作品の場合、毎話ごとに内容について審議が行われ、表現が制約を受ける場合も多いというが、Netflix限定配信の場合は、作り手が表現したいことを最大限実現するための環境が整えられている事も人気の高さと言える。
その上で、中国、北米、日本に次ぐ世界で4番めの規模を持つ韓国の映画市場が昨年新型コロナの影響で大打撃を受け、韓国映画振興委員会が19日に発表した統計では昨年の観客動員数が5952万人と一昨年に比べて73.7%の大幅減となり、2004年以降の最低水準を記録したと解説。一方で、NetflixやWATCHAなどのオンライン動画プラットフォームが昨年急速な伸びを見せ、配信される番組に巨額の投資が行われるようになり、映画を超えたクオリティーの作品が制作されるようになったとした。
そして、韓国メディア・ハンギョレがこの状況について「新型コロナの影響と、ストリーミングメディアの成長の結果」と評したことを伝えるとともに、これまで韓国の芸能界に存在してきた映画俳優を頂点に、テレビ俳優、歌手、アイドル・芸人と下っていく業界のヒエラルキーが崩壊しつつあると評している。
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また、著名な映画・テレビ俳優がネットドラマに「降臨」する背景には、俳優たちによる良質な作品を演じたいという渇望もあると指摘。「これらのスターを奮い立たせるような脚本や作り込みがあってこそ、ストリーミングメディアでの大成功がある。そこをしっかりやらなければ、中国の多くの映画スターがネットドラマに『降臨』してたどったような、失敗の道を行くことになりかねない」と伝えた。
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