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現代自動車、中国広州に水素燃料電池の生産基地を建設

現代自グループは2日、京畿高陽市(キョンギ・コヤンシ)の現代モータースタジオ高陽(コヤン)と中国広東省広州の越秀国際会議センターをオンラインで結び、「HTWO広州」の起工式を開催した。

HTWO広州は、現代自グループが本格的なグローバル水素事業のために海外に建設する初の水素燃料電池システムの生産工場となる。現代自グループの100%の持分で設立される。中国広東省広州開発区に、2022年下半期(7〜12月)の完成を目標に建設される。20万7000平方メートル規模の土地に、燃料電池システム工場や革新センターなどが建設される。現代自グループは、ここで年間水素燃料電池システム6500基を生産すると発表した。今後、中国市場の状況などを考慮して、物量を拡大する計画も持っている。

現代自グループは、中国が世界最大の水素電気車市場になるだろうと見て投資を決定したと明らかにした。中国は、2035年まで水素電気自動車を100万台(累積基準)普及する方針だ。

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現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は、「世界最高レベルの技術力と力量を基に、中国国内の様々なパートナーシップと積極的な協力を通じてクリーンモビリティの革新を積極的にリードしていきたい」と述べた。また、「韓中両国の協力と支援を基に、クリーンな生態環境を構築するためのシナジー効果を生み出してより良い未来と機会を享受し、環境にやさしい社会環境を提供できるだろう」と述べた。
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広東省広州市開発区と韓国の現代自動車は、水素燃料システム事業の建設に関する投資協議書を締結している。同開発区に水素燃料電池システムの生産・販売を手掛ける同社全額出資子会社を設立し、同社の水素燃料電池車(FCV)「NEXO」向け電池システムを中心に生産する。新工場は2021年2月末の着工予定で、22年下半期に量産を開始し、当初の年間生産能力は6500基を計画している。同社は今回の拠点を足掛かりに、30年までに燃料電池システムの世界販売台数で年間70万基を目指す。

現代自動車によれば、広州の新工場は竣工時点で年間6500セットの燃料電池システムの生産能力を持ち、主に同社製のFCV「NEXO(ネッソ)」に搭載する。NEXOは2018年に発売した乗用車タイプのFCVで、2020年7月までにグローバル販売台数が1万台を突破したという。社はFCVの発展に大きな期待をかけており、燃料電池システムの生産能力を2030年までに全世界で年間70万セットに拡大する方針だ。なかでも中国は重要な戦略市場であり、燃料電池システムの搭載先を乗用車だけでなくトラックにも広げることを計画している。

そのための布石として、現代自動車は2020年に国有電力会社の上海電力、水素専門の技術サービス会社の舜華新能源系統、新エネルギー関連リース会社の融和電科融資租賃、国有製鉄大手の河鋼集団など多数の中国企業と戦略提携を結んだ。これらの提携先と協力し、2025年までに中国国内で4000台の燃料電池トラックの普及を目指す。 中国政府が後押しする新エネルギー車のなかでは、EVが過去10年にわたって主流を占めてきた。FCVの本格普及には水素の供給網を新たに整備する必要があり、短期間でEVに取って代わるのは難しい。このため、当面の普及はトラックなど商用車の領域が先行するとみられている。


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[ 2021年03月03日 09:21 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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