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韓国でネギ高騰、高すぎて手が出せず自分で植える人も

韓国で今月、ネギの平均小売価格が1キロ当たり7400ウォン(約711円)と1年前の約3倍にまで値上がりしている。家計を節約するために自宅でネギを育てることを余儀なくされている人が増えていると、中国国営中央テレビ(CCTV)のニュースサイトが21日付で報じた。

ネギの産地である全羅南道では、昨年の長雨や寒波などの影響で、生産量は前年比4割以上の減少となっているという。

中国のテクノロジー系メディアのTechWebは22日、韓国のネット上ではネギ栽培の心得などをシェアする動きも出ているとした上で、ソウル市民の話として「自分で育てればお金を節約できるし、食べきれない分は小分けにして冷凍しておく」と伝えている。
https://www.recordchina.co.jp/b873785-s25-c20-d0192.html

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なぜ韓国だけ、食料品価格が高騰するのだろうか。今年に入り、新興国では食料品価格の急騰が政治的不安をもたらすほど深刻さを増しているが、先進国の食品価格は安定しているが、韓国は例外だ。昨年第4四半期の農産物や加工食品、飲料類を含めた韓国の食品物価上昇率は12.0%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、トルコ(12.1%)に続き僅差で2位となった。韓国と同じく食品の輸入依存度の高い日本(1.8%)とオランダの食品物価上昇率が1.0%に止まったことと比べると、実に10倍近く上昇した。

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専門家は、このように食品物価上昇率が先進国よりはるかに高い理由として、食糧自給率の継続的な低下や後進的な食品輸入・流通構造を挙げている。OECDによると、韓国の昨年第4四半期の全体消費者物価上昇率は3.6%で、OECDの34加盟国のうち7位だった。特に、季節によって変動の激しい食料とエネルギー製品の物価を除いた「根源物価上昇率(core inflation)」は1.8%で10位となり、早い景気回復傾向を見せた国の中では最も安定的だった。

しかし、政府が大々的な物価取り締まりに乗り出したのは、庶民生活に、直接的に影響する食料品物価が、他の先進国に比べて特に暴騰したためだ。韓国の食品物価上昇率は昨年9月以後、毎月10%台の上昇率を示し、OECD加盟国の中で1、2位を争っている。国際農産物価格が上昇した昨年9月以後、OECD加盟国の平均食品物価上昇率が2%中盤に止まっているのと比べると、韓国だけが食品物価が急速に高騰している。

特に、最近の国内食品物価の上昇傾向は、ウォン高ドル安が進む中で現れた現象で、物価が急騰した08年とも違う様相だ。08年には世界的な金融危機の影響で、1ドル=13000ウォンまでウォン安ドル高が進み、輸入食品の価格を押し上げたが、最近は1ドル=1100ウォン台で、輸入食品の価格が安くなったにも関わらず、食品物価は日増しに急騰している。


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[ 2021年03月23日 09:10 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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