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韓国空軍のKF-16戦闘機が米空軍のマークをつけて飛行、一体なぜ?

2021年4月27日、韓国・ソウル新聞は、韓国空軍のKF-16戦闘機が米空軍のマークをつけて飛行する姿が捉えられたとし、その理由について報じた。 今年2月26日、米エドワーズ空軍基地のホームページに掲載された写真の中に、米空軍のマークをつけて砂漠を飛行するKF-16戦闘機が写っていた。記事によると、このKF-16は性能改良のために米国へ送られたものだったという。

記事は「米空軍第412飛行試験大隊に派遣された機体は、韓国空軍ではKF-16で使用しないGBU-39 SDB(Small Diameter Bomb)スマート爆弾を装着して投下する実験を行った」と説明。GBU-39 SDBは13年から韓国空軍に配備された中距離GPS誘導爆弾で、最大110キロ離れた目標物に正確な打撃を与えることができる。これまではF-15K戦闘機にのみ装着されてきたが、米国に派遣された機体がGBU-39 SDBの投下実験を行ったことから、性能改良によりKF-16戦闘機にも装着が可能になったとみられるという。

KF-16戦闘機は韓国空軍の主力戦闘機として140機が配備されており、このうち7機が事故で失われた。現在運用中の133機は、約1兆3000億ウォン(約1266億円)以上の予算を投じて既存のレーダーや各種航空電子装備を最新型に交換する計画で、記事は「北朝鮮だけでなく周辺国の戦闘機と同等またはそれ以上の性能を発揮する見込みだ」と伝えている。
https://www.recordchina.co.jp/b875575-s25-c100-d0194.html

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2016年に、韓国で主力戦闘機KF-16(米国製F-16の韓国版)の性能アップ計画が米側との契約トラブルから頓挫し、旧式機を飛ばし続ける事態となった。レーダーを最新鋭に交換する計画だったが、当初契約の10億5千万ドルに加え、米側から突然7億5千万ドルの追加費用を求められたことで韓国が怒って契約を破棄した。事業費の弁済を求める韓国に対し、米側は契約不履行で提訴するなどトラブルは泥沼化。追加費用は韓国での長年の整備不良が原因との見方もあり、韓国軍の体質が改めて問われていた。

2012年、韓国空軍はKF-16約130機のレーダーを最新型の「AESAレーダー」に交換することを計画。作業を請け負ってくれる企業を探し始めた。AESAとは「アクティブ電子走査アレイ」の略。従来のレーダーと異なり、電子的に電波の方向を変えられるため走査(探索)が圧倒的に早く、空中と地上の両目標を同時に探知、追尾できる最新装備だ。韓国では1986年から2000年にかけてKF-16を計170機導入したが、レーダーをはじめ電子機器類が既に旧式化している。

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これはF-16を導入している多くの国が抱える問題で、韓国空軍も最新式への更新を計画。12年7月に入札を行い、本体のKF-16を製造した米国内メーカー「ロッキード・マーチン(LM)」と、米国内にある英国系企業「BAEシステム」の2社が参加した。 韓国メディアによると、入札ではBAEが10億500万ドルを提示し、落札したという。ところが改造作業も本格化し始めた約2年後の14年11月、契約は突如ご破算となった。

結局は、今回のKF-16改造についても、手続き上は韓国が米国にアップグレード(新バージョンへの更新)を要求し、米国がBAEに仕事を発注。完成した機体を米国が受け取り、韓国に引き渡す-という流れとなった。KF-16は韓国に導入後、ひどい扱いを受けていた。多くの機体がレーダー警戒警報装置(RWR)や電子妨害装置(ASPJ)が故障したまま運用されていた。韓国には整備権限がなく、製造メーカーに送って修理しなければならない機器が多いことに加え、部品がいずれも高額で、しかも整備には最短数カ月、最長3年かかるため放っておかれたという。

韓国空軍のある大佐は「KF-16の場合、国内で整備できるのは品目数ベースで30~40%だ」と述べている。F-16は世界28カ国で4500機以上売れたベストセラー戦闘機で、多くの保有国はLMによる純正のアップグレードを希望、BAEは改造商戦で苦戦している。そのBAEが韓国へのバーゲンセールで実績を作りたかっただろうことは想像に難くないが、訴訟を起こさざるを得なかったBAEも、思惑が外れたといえそうだ。 韓国は結局、米国にFMSの契約破棄を申し入れ、米側は11月5日、正式にフェイズ1契約解除を発表し、計画は振り出しに戻っっていた。

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[ 2021年04月29日 08:11 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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