韓国の「ゴースト整形」の実態、20年で200人以上の命を奪う
2021年4月27日、中国メディアの環球網は「整形大国」として知られる韓国で近年横行している「ゴースト整形」の問題について、分析する記事を掲載した。 記事は最初に、「ゴースト整形」と整形手術中に死亡した「クォン・デヒ」氏の事件について紹介。2016年当時25歳のクォン・デヒ氏は、ソウル市江南(カンナム)のある整形外科で顔面輪郭形成手術を受ける途中、出血多量によりショック死した。
手術記録によると、出血量は通常の約17倍にあたる3500ミリリットルに達していたが、輸血されなかったという。手術室の監視カメラを確認したところ、「明らかに危険な状態」が続く中、退勤時間になると医師たちは次々にいなくなり、クォン・デヒ氏を含む4人の患者を医師免許のない2人の看護助手が担当していたという。 手術を行ったクリニックの広告には「14年間無事故、全ての手術を最初から最後まで院長が責任を持ちます」と書かれていたが、「名医が執刀すると言いながら実際は経験の少ない医師が執刀する『ゴースト整形』が行われていた」として、同クリニックは裁判所で刑事責任を問われている。
この事件をきっかけに、19年から韓国国会で議論されている、手術室の監視カメラの設置を義務化する法案は「クォン・デヒ法」と呼ばれているという。 記事によると、2000年から19年までの20年間で整形手術により死亡した500人余りの患者のうち、200~300人が「ゴースト整形」によるもので、手術の経験を積みたい新人医師と、多くの手術をこなして稼ぎたい大型整形外科医院の両者の思惑が一致していることが原因だという。
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「ゴースト整形」の実態を告発する活動をしている大韓整形外科医師会の元法制理事のキム・ソンウン医師は、「『ゴースト整形』のケースを法廷で争っても、罰金や医師免許の停止で片付けられて、完全勝訴の確率は2%にも満たない」「韓国内で全身麻酔を行う手術室を持つ病院のうち、監視カメラを設置しているのは13%しかない。『ゴースト整形』を撲滅するために、手術室に監視カメラを設置し、患者やその家族へ手術室の映像を公開することを法律で義務化すべきだ」と述べた。
記事は最後に「監視カメラを設置しても、個人情報保護法により手術に関わる医療スタッフと患者の全員の同意がないと公開ができないため、患者や遺族が証拠となる映像を要求しても、病院側から拒否されれば監視は形骸化する」「医師を潜在的な犯罪者とみなして、人権を侵害している」などの意見も紹介した上で「クォン・デヒ氏の悲劇を繰り返さないために、手術室から『ゴースト』をどのようにして追い払うかについて、韓国社会は深く検討する必要がある」とした。
https://www.recordchina.co.jp/b875580-s25-c30-d0197.html

ファッション・サイト『ビジネス・オブ・ファッション(BOF)』によれば、国際美容外科学会(ISAPS)の2016年の調査では、世界で最も美容整形が多く行われている国はアメリカで、以下ブラジル、日本、イタリア、メキシコの順となっている。しかし、人口一人あたりで見ればもっとも多いのは韓国で、1000人中約20人が美容整形を受けている計算となり、アメリカの13人を越え、世界一となっている。
韓国の美容整形では、二重まぶたへの整形や、まぶたを引き上げたり脂肪を取ったりする形成術がほぼ半分を占めるということだ。18歳の誕生日にこうした手術を受けるというのも、非常によくあることだという。目を大きく見せるという処置が、東アジア人の特徴は「解決」すべき「問題」と捉えられ、欧米的な顔立ち偏重につながるという批判もあるが、整形をする側は今風のアイドル的な顔立ちへの安全なアップデートだと考えている。BBCによれば、韓国のある調査では、実に20代の女性の60%以上が、整形をしたことがあると答えている。
韓国で美容整形が人気となった理由の一つとして、競争の厳しい社会おいて、見た目が重要な武器であることが上げられる。ウェブ誌『クオーツ』によれば、韓国の昨年の調査では、312人中34%の人事担当者が、たとえ経歴が仕事に向かなくても、顔を基準に採用を決めたと答えている。また、50%が見た目の悪い応募者は落としたと回答している。このような事情から、美容整形クリニックは就職活動の一助としての整形を宣伝しており、希望する職種に合わせた顔立ちに整形をしてくれるクリニックなどもある。
そもそもはドラマスターが少ない韓国において、化粧技術の進歩と共に、整形分野も同時に進行したと思われる。
手術記録によると、出血量は通常の約17倍にあたる3500ミリリットルに達していたが、輸血されなかったという。手術室の監視カメラを確認したところ、「明らかに危険な状態」が続く中、退勤時間になると医師たちは次々にいなくなり、クォン・デヒ氏を含む4人の患者を医師免許のない2人の看護助手が担当していたという。 手術を行ったクリニックの広告には「14年間無事故、全ての手術を最初から最後まで院長が責任を持ちます」と書かれていたが、「名医が執刀すると言いながら実際は経験の少ない医師が執刀する『ゴースト整形』が行われていた」として、同クリニックは裁判所で刑事責任を問われている。
この事件をきっかけに、19年から韓国国会で議論されている、手術室の監視カメラの設置を義務化する法案は「クォン・デヒ法」と呼ばれているという。 記事によると、2000年から19年までの20年間で整形手術により死亡した500人余りの患者のうち、200~300人が「ゴースト整形」によるもので、手術の経験を積みたい新人医師と、多くの手術をこなして稼ぎたい大型整形外科医院の両者の思惑が一致していることが原因だという。
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「ゴースト整形」の実態を告発する活動をしている大韓整形外科医師会の元法制理事のキム・ソンウン医師は、「『ゴースト整形』のケースを法廷で争っても、罰金や医師免許の停止で片付けられて、完全勝訴の確率は2%にも満たない」「韓国内で全身麻酔を行う手術室を持つ病院のうち、監視カメラを設置しているのは13%しかない。『ゴースト整形』を撲滅するために、手術室に監視カメラを設置し、患者やその家族へ手術室の映像を公開することを法律で義務化すべきだ」と述べた。
記事は最後に「監視カメラを設置しても、個人情報保護法により手術に関わる医療スタッフと患者の全員の同意がないと公開ができないため、患者や遺族が証拠となる映像を要求しても、病院側から拒否されれば監視は形骸化する」「医師を潜在的な犯罪者とみなして、人権を侵害している」などの意見も紹介した上で「クォン・デヒ氏の悲劇を繰り返さないために、手術室から『ゴースト』をどのようにして追い払うかについて、韓国社会は深く検討する必要がある」とした。
https://www.recordchina.co.jp/b875580-s25-c30-d0197.html

ファッション・サイト『ビジネス・オブ・ファッション(BOF)』によれば、国際美容外科学会(ISAPS)の2016年の調査では、世界で最も美容整形が多く行われている国はアメリカで、以下ブラジル、日本、イタリア、メキシコの順となっている。しかし、人口一人あたりで見ればもっとも多いのは韓国で、1000人中約20人が美容整形を受けている計算となり、アメリカの13人を越え、世界一となっている。
韓国の美容整形では、二重まぶたへの整形や、まぶたを引き上げたり脂肪を取ったりする形成術がほぼ半分を占めるということだ。18歳の誕生日にこうした手術を受けるというのも、非常によくあることだという。目を大きく見せるという処置が、東アジア人の特徴は「解決」すべき「問題」と捉えられ、欧米的な顔立ち偏重につながるという批判もあるが、整形をする側は今風のアイドル的な顔立ちへの安全なアップデートだと考えている。BBCによれば、韓国のある調査では、実に20代の女性の60%以上が、整形をしたことがあると答えている。
韓国で美容整形が人気となった理由の一つとして、競争の厳しい社会おいて、見た目が重要な武器であることが上げられる。ウェブ誌『クオーツ』によれば、韓国の昨年の調査では、312人中34%の人事担当者が、たとえ経歴が仕事に向かなくても、顔を基準に採用を決めたと答えている。また、50%が見た目の悪い応募者は落としたと回答している。このような事情から、美容整形クリニックは就職活動の一助としての整形を宣伝しており、希望する職種に合わせた顔立ちに整形をしてくれるクリニックなどもある。
そもそもはドラマスターが少ない韓国において、化粧技術の進歩と共に、整形分野も同時に進行したと思われる。
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