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世界1位のサムスン電子メモリー半導体も不安

他社に大差をつける戦略で世界首位の座を固く守ってきたサムスン電子のメモリー半導体事業の地位も少しずつ揺らいでいる。李在鎔(イ・ジェヨン)副会長を含む中心的な経営陣が数年にわたり、捜査、裁判、収監されている間、ライバル企業が攻撃的な投資でサムスンとの格差を縮めているからだ。

サムスン電子は1993年、DRAM市場でシェア首位に立って以降、一度も王座を明け渡したことはない。しかし、最近数年、DRAM市場でのシェアは低下が続いている。2016年の46.6%から昨年には41.7%にまで低下した。技術力の逆転も起きた。SKハイニックスは昨年10月、既存製品に比べ2倍以上高速の「DDR5 DRAM」を発売し、サムスンに先立ち「世界初」のタイトルを手にした。半導体業界関係者は「過去にはサムスン電子と他社には1年程度の格差があったが、現在は6カ月以内に縮まったと分析されている」と話した。

NAND型フラッシュメモリーの状況も思わしくない。昨年11月に世界3位のメモリー半導体メーカー、米マイクロンが世界で初めて176段3D(3次元)NAND型フラッシュメモリーの量産に入ったと発表した。89段のNAND型フラッシュメモリー2枚を重ねて積み上げる「ダブルスタック」技術を使い、サムスン電子が1年前に発売した最先端製品(128段)を約50段上回る製品の開発に成功した。NAND型フラッシュメモリーは高く積み上げるほど容量と効率が上がる。

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サムスン内部は一時売却説がささやかれたマイクロンに技術で逆転された事実に少なからぬ衝撃を受けたと伝えられる。その上、SKハイニックスなどライバル企業が攻撃的に設備投資を行い、サムスン電子のNAND型フラッシュメモリーの世界シェアは18年に40%台を記録してからも低下を続け、昨年7-9月には33.4%まで落ち込んだ。

海外のライバル企業による合併・買収(M&A)も伏兵だ。現在NAND型フラッシュメモリー市場では、マイクロン(シェア11.5%)とウエスタンデジタル(同15.5%)が業界2位のキオクシア(同17.2%)の買収を積極的に検討している。両社のいずれかが買収に成功すれば、2002年から首位を守ってきたサムスン電子の地位が揺らぐことになる。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/07/2021050780090.html

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サムスン電子は今年1-3月、半導体事業で売上高19兆100億ウォン(約1兆8500億円)、営業利益3兆3700億ウォンを上げた。売上高は前年同期を8%上回ったが、営業利益は16%も落ち込んだ。営業利益減少の要因は米テキサス州の半導体ファウンドリー(受託生産)ラインが寒波による停電で1カ月以上ストップした。日本経済新聞は「懸念材料は工場停止だけではない」と指摘した。なかなか縮まらない業界首位、台湾積体電路製造(TSMC)との技術力の格差、先端設備の不足、設備投資、世界情勢などが複合的に絡んでおり、容易には解決できないと報じている。

サムスンのファウンドリー事業の競争力に根本的な問題があるとの指摘が絶えない。先端半導体を大量発注するテクノロジー企業がサムスン電子の技術力と生産能力を信用していない」。半導体業界関係者は、「アップル・クアルコムのような大口顧客はタイムリーにしっかりした新製品の供給を受けることが重要だ。検証されていないサムスン電子のファウンドリーに製品を発注する理由はない状況」と指摘する。

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[ 2021年05月09日 08:03 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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