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サムスンのもう一つの兵器ハーマン…ふたを開けてみればマイナスだった

サムスン電子の自動車電装・スマートフォン用半導体事業が不振に陥っている。2017年に9兆ウォン(約8700億円)で買収した自動車電装・部品子会社ハーマンは買収当時に比べ業績が後退。スマートフォン用チップセット市場ではクアルコム、アップルなどライバル企業とは対照的にマイナス成長が見込まれている。未来の成長動力と見なしてきた自動車電装、モバイルチップセットにも暗雲が垂れ込めている格好だ。電装事業は今後の自動運転車時代にサムスン電子の半導体、第5世代(5G)移動通信、人工知能(AI)などの技術を生かし、相乗効果を最大化できる代表的な新成長分野とされてきた。

サムスン電子によると、ハーマンは昨年、営業利益が前期比81%減の600億ウォンにとどまった。サムスン電子による買収前の16年に営業利益6800億ウォンを上げていたのに比べ、10分の1以下の規模で、特に昨年は第1-3四半期がずっと赤字だった。IT業界からは「昨年のコロナ事態で世界的に自動車生産が大幅に減少した理由もあるが、オーディオ、インフォテインメント中心のハーマンが走行支援システムなどの最先端分野で競争力がかなり劣るからだ」との分析が聞かれる。会社設立以来最大規模の合併・買収(M&A)に踏み切り、世界の電装業界から注目を浴びたサムスン電子にとっては手痛い結果だ。

サムスン電子は電装事業不振が既成事実となった昨年末以降、大規模な内部再編を開始した。電装事業チーム長にイ・スンウク副社長(事業支援タスクフォース担当)を任命し、ハーマンの電装部門トップには自動車部品世界最大手の独ボッシュの最高経営責任者(CEO)を歴任したクリスチャン・ソボッカ氏を迎えた。複数部門に分散していた電装担当組織を統廃合し、システムLSI事業部(非メモリー半導体)内に「カスタムSoC(システム・オン・チップ)チーム」という組織も新設した。

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これにより、世界で完成車への納入実績がこれといってない状況を打開する構えだ。電装事業でサムスン電子は独アウディに自動車用インフォテインメントプロセッサー半導体である「エクシノスオート(Exynos Auto)8890」を供給していること以外に特に実績はない。IT業界関係者は「サムスン電子の電装事業は世界の自動車部品サプライチェーンに定着できずにいる」と話した。サムスン電子周辺からは追加的な合併・買収の必要性が叫ばれているが、目に見える動きはない。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/10/2021051080003.html

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朝鮮日報は、サムスン電子のスマートフォン用半導体の不振が見込まれるのは、サムスン電子のスマートフォンの販売不振が原因と報じている。サムスンが独自開発したモバイルAP「エクシノス」は生産分の大半が自社のスマートフォンに搭載される。昨年のスマートフォン出荷台数は前年比13%減の2億5500万台にとどまった。一方、米国の制裁を受けた中国・華為技術(ファーウェイ)からのシェア奪取を狙った中国のスマートフォンメーカーは争うように新製品を投入し、中国メーカーに半導体を納品する聯発科技、クアルコムが恩恵を受けたとした。

そもそもスマホ販売利益は、過去を見ればgalaxyシリーズの最初しか売れていない。サムスンは、スマホ事業で拡大したが、現実は公表値はまるで嘘。低価格スマホでより一層赤字を背負うことになる。日本のメガバンクからの融資が無ければ危険な状態であったのも事実。メモリー半導体へ舵を取ったのは、株主の意見による。唯一利益を出せた部分であるから、その事業を拡大したわけだが、この分野は常に設備・開発投資が必要となる。また特許包囲は不可欠。

他企業がシステム半導体や、製造を委託するシステムを実施し、サムスンが真似たところで、独自付加価値経営が無ければ無理となる。日本技術で成長してきたサムスンには、現在有能な人材が引き抜かれている。とはいえ大株主となる米国および日本に支えられ、特に技術面では米国、融資面では日本と、経営そのものが大株主国と融資国の影響を受け入れざる負えないのも事実。さらに言えば設備は日本主体であるから、今後は高付加価値事業を優先するしかない。すでにそういう時期にきている。

サムスンもリストラ時期になり、スリム化と高付加価値事業組織に切り替えざる負えない。

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[ 2021年05月10日 09:14 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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