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ポスコ、海外戦略投資で驚くべき業績

ポスコインターナショナルが、海外投資事業で安定的な収益を創出し、業績を牽引している。ポスコインターナショナルが13日に発表したところによると、今年第1四半期(1〜3月)の売上高は1269億ウォン、営業利益は1269億ウォンを達成した。営業利益は前期より45%伸びた。

ポスコインターナショナルの説明によると、こうした成果の背景には海外投資法人の好業績があった。ポスコインターナショナルは、主力のトレーディング事業とともに食糧やエネルギー、綿紡事業などに力を入れてきた。特に第1四半期は、インドネシアのパームオイル事業を運営するPT.BIA法人とウズベキスタン綿紡法人の業績が向上した。 ポスコインターナショナルが2011年に買収したインドネシアのPT.BIA法人は、パーム実の栽培やパームオイルの加工法人で、第1四半期は194億ウォンの営業利益を上げた。昨年収めた営業利益(218億ウォン)の89%を今年3カ月間で達成したのだ。

PT.BIAは、生産量増大のための工場増設作業を行っている。会社側は、「東南アジア地域のパーム実の主要生産圏域で追加で農場などを確保する計画なので、グループの安定的なキャッシュカウの役割をするだろう」と説明した。ポスコインターナショナルがウズベキスタンで運営している綿紡法人でも、綿製品価格の上昇、原材料コストの削減で、創立以来最大の営業利益を達成した。ウズベキスタン法人は、第1四半期に昨年全体営業利益(52億ウォン)を上回る89億ウォンの営業利益を上げた。

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ポスコインターナショナルの関係者は、「食糧などの重要事業および戦略地域に対する持続的な投資を通じて築いてきた海外投資法人が、景気回復とあいまって好業績を記録している」とし、「投資事業に集中して、グローバル総合事業会社に生まれ変わる計画だ」と語った。
https://www.donga.com/jp/

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株式会社ポスコインターナショナルは、鉄鋼製品とその原料・自動車部品・食糧・繊維・インフラ・エネルギーの販売及び投資を行う韓国の大手総合商社。ポスコグループの中核商社である。ポスコは今年1~3月期の営業利益が、前年同期比120.1%増の1兆5524億ウォンを記録したと発表した。同売上高は10.5%増の16兆687億ウォン、当期純利益は162.0%増の1兆1388億ウォンだった。営業利益は、1兆7000億ウォンを記録した2011年4~6月期に次ぐ規模となった。

鉄鋼、グローバルインフラ、新成長といった、全部門で実績が改善されたことが、今回の実績好調を下支えした。鉄鋼部門では世界の鉄鋼市場および鉄鋼需要のある産業の景気が回復し、高付加価値製品の販売が拡大した。とくにインドネシアのクラカタウポスコをはじめとした海外法人の実績改善が目立った。グローバルインフラおよび新成長部門では、グループ会社の商社ポスコインターナショナルによる鉄鋼および食材の取り引き好調、ポスコ建設による建築事業の利益改善、発電事業者ポスコエナジーによる電力価格の上昇、ポスコケミカルによる二次電池素材事業の営業利益拡大などが実績を後押しした。


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[ 2021年05月15日 08:57 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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