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北朝鮮が核施設の再稼動表明 6カ国合意を破棄!!

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北朝鮮原子力総局の報道官は2日、「ウラン濃縮工場をはじめとする寧辺の全ての核施設と、2007年10月の6カ国協議の合意により稼動を停止していた黒鉛減速炉(原子炉)を再稼動する措置を取る」と述べた。国営朝鮮中央通信が報じた。北朝鮮は5000キロワット級の同原子炉を含めた核施設の再稼動を表明することで、6カ国協議合意の破棄と核兵器生産の意志を鮮明にした。

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報道官は朝鮮中央通信記者の質問に対し、先月31日の朝鮮労働党中央委員会総会で経済建設と核開発を両立する方針が採択されたのに伴い、「自立的核動力工業」を発展させる措置の一つだと説明した。また、同事業を即時実行に移すと強調した。

北朝鮮は核の平和利用を主張してきたが、今回の原子炉再稼動表明で核兵器の開発・生産を行うとの立場を公言したことになる。

07年10月の6カ国協議で合意に至った寧辺核施設の稼動停止を破棄し、黒鉛減速炉を再稼動させれば使用済み核燃料棒からプルトニウムを抽出できる。

北朝鮮は07年の6カ国協議合意に伴い、黒鉛減速炉と核再処理施設、核燃料工場に対する閉鎖・封印措置を取った。だが、同協議が進展せず周辺国からのエネルギー支援が得られなくなると、08年9月に封印を解除し、09年11月には8カ所で使用済み核燃料棒の再処理を行ったと発表した。

北朝鮮の原子力総局報道官は今回、「世界の非核化が実現されるときまで核兵器を質的、量的に拡大強化していく」と主張した。

韓国原子力統制技術院(KINAC)の責任技術員だったアン・ジンス氏は「北朝鮮は濃縮施設など核施設を総動員して、電力生産と核開発に活用するだろう」と話す。また北朝鮮は6カ国協議合意で原子炉の冷却塔を破壊したが、再び建設するのは難しくないと指摘。「核燃料が製造されていれば、原子炉を再稼動するのに長い時間はかからない」と解説した。

北朝鮮の原子炉の再稼動表明について、韓国外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は「事実なら非常に遺憾だ。北朝鮮はこれまでの(非核化関連)合意や約束を守るべきだ」と主張した。

一方、中国外務省の洪磊副報道局長は同日の定例会見で「朝鮮半島の非核化実現と朝鮮半島および東アジアの平和・安定を守るのが中国の一貫した立場」と述べ、北朝鮮が示した原子炉再稼動の方針に遺憾の意を示した。

(聯合ニュース)




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[ 2013年04月03日 09:04 ] カテゴリ:北朝鮮 | TB(0) | CM(0)
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