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ネギ130%・卵45%値上がり…韓国消費者物価2.6%上昇

韓国統計庁は2日、5月の消費者物価上昇率が前年同月比で2.6%に達したと発表した。2012年4月(2.6%)以来9年1カ月ぶりの高水準。4月(2.3%)に続き、2カ月連続で政府の年間物価安定目標(2%)を上回った。

生鮮食品と石油製品が上昇を主導した。不作で年初から供給が減少していたネギの価格は前年同期に比べ130.5%、鳥インフルエンザの影響で卵の価格は45.4%それぞれ値上がりした。農畜水産物の価格は全体で12.1%上昇した。石油類の価格は08年8月以来で最も大幅な上昇(23.3%)となった。 最近の物価上昇は景気回復を反映している。5月の輸出は前年同期を45.6%上回り、伸びは過去32年で最高だった。ソーシャルディスタンス規制の緩和やワクチン接種効果で4月の小売売上高は前月比2.3%増加した。原油価格が2年ぶりの高値水準となる1バレル=70ドルに迫っていることも、世界経済がコロナ前の水準に戻りつつあるシグナルだ。

問題は景気回復が物価を刺激する可能性があることだ。韓国銀行は同日、「物価上昇圧力が予想よりも高まる可能性を排除できない状況」と指摘した。物価の急上昇で韓銀による利上げ時期が早まる可能性がある。利上げは1765兆ウォン(約174兆円)に膨らんだ家計債務の返済負担を高め、景気回復の障害となり得る。

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韓国政府は最近、物価上昇を短期的な現象ととらえている。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相は同日、フェイスブックに「最近の物価上昇を主導した昨年との比較対象効果と一時的な供給不足などは、下半期に入ると徐々に解消するとみられる」と投稿した。ただ、専門家はインフレの可能性に引き続き留意すべきだと指摘する。ソウル大のキム・ソヨン教授は「農畜産物の供給が安定しても、下半期には報復性消費など需要面でインフレが高まりかねない」と話した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/06/03/2021060380005.html

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米国を中心に世界的にインフレ(物価上昇)の懸念が高まり始めており、アジア諸国の中でもインフレに対する警戒感が少しずつ顕在化している。 韓国経済の状況を見ると、食料品を中心に物価上昇が少しずつ鮮明化している。韓国の物価の推移はここへ来て、品目によって上昇ペースがやや急になっているが、ここで重要なポイントは、韓国経済における物価上昇が一時的なのかと言う問題がある。

コロナショックの発生によって人々の生活様式が変化し、巣ごもり需要のために食料品などへの需要が急速に高まったことが、韓国のCPIの推移からうかがえる。韓国では新型コロナウイルスの感染者が十分に下げ止まっていない。そのため、当面の間、巣ごもりのために食料品などの価格には上昇圧力がかかりやすい。加えて、文在寅政権は財政政策面からの経済対策を重視している。状況によっては、文大統領が世論の支持をつなぎ留めるために、より積極的に財政支出を増やす可能性もある。それは、家計の所得を増加させることによって、一時的な楽観と需要を高め、モノの価格に上昇圧力をかける要因になり得る。

また、新型コロナウイルス感染拡大の影響以外にも、気象や鳥インフルエンザの発生など、物価を押し上げる要因もある。 韓国国内の要因に加えて、海外経済の環境変化もインフレ動向に影響する。特に、米国の1.9兆ドルの経済対策成立は大きい。4~6月期以降、米国では景気回復がさらに勢いづき、世界的に需要が押し上げられて、モノの価格は上昇する可能性がある。その展開が鮮明となれば、韓国の物価には追加的な上昇圧力がかかる。

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[ 2021年06月03日 08:59 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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