LGエネルギーソリューション、米ESS市場進出が本格化
LGエネルギーソリューションは最近、世界最大電力網エネルギー貯蔵装置(ESS)にバッテリーを供給したと発表した。昨年、北米市場の約20%に当たる電力網ESSを供給したことになる。北米市場は、グローバル電力網ESS市場の半分以上を占めるコア市場だ。
17日、LGエネルギーソリューションは、米発電会社ヴィストラがカリフォルニア・モントレー郡北東部のモスランディング地域で稼動している1.2GWh(ギガワット時)規模の電力網ESSにバッテリーの供給を終えたと明らかにした。ヴィストラは、老朽化した火力発電設備を再生エネルギーに取り替えるプロジェクトを進めている。
ヴィストラのモスランディングESSは、単一電力網ESS基準では世界最大規模だ。米カリフォルニア州の電力使用量が高いピーク時間帯に、約22万5000世帯が使用できる容量だ。LGエネルギーソリューションは、ESSバッテリー新製品「TR1300」ラックを供給した。既存のバッテリーは、バッテリーセルを集めた「パック」を出荷後、現場で組み立てなければならなかったが、TR1300は工場でパックを集めたラックで組み立てを終えた後に出荷し、設置時間と費用を減らすことができる。
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ESSは、火力・太陽光・風力発電所などに使われる電力網用ESSと、商業用、住宅用、データセンター・情報技術(IT)施設などで使うバックアップ電源ソリューション(UPS)などに分けられる。市場調査会社SNEリサーチによると、昨年、北米地域の電力網ESS規模は計6.5GWhで、LGエネルギーソリューションの供給はこのうち18.4%に当たる。
米バイデン政府の再生可能エネルギーの拡大基調を受け、北米の電力網ESS市場規模は、2025年は55.3GWhまで成長するものと見られる。特に、米カリフォルニア州は昨年、大規模な停電に見舞われ、安定的な運営が可能なバッテリー基盤のESS設置の動きが広がっている。
https://www.donga.com/jp/

富士経済は2020年7月、ESS(電力貯蔵システム)・定置用蓄電システム向け二次電池の世界市場について調査し、その結果を発表した。2035年は2兆4829億円と予測、2019年に比べ2.3倍の市場規模となるとした。今回の調査は、「住宅用」や「業務・産業用」「系統・再エネ併設用」など、ESS・定置用蓄電システム向け二次電池を対象とした。具体的には、鉛電池(Pb)やリチウムイオン電池(LiB)、ニッケル水素電池(NiMH)、NaS電池などである。また、「中・大容量UPS」や「無線基地局用バックアップ電源」などの蓄電システムも調べた。調査期間は2020年3~6月。
調査によると、ESS・定置用蓄電システム向け二次電池の市場は、「再生可能エネルギーの普及拡大」や「導入補助政策の整備」「大規模な実証事業」などによって市場が拡大している。この結果、2019年は1兆733億円となった。2018年に比べ14.3%の増加である。2035年に向けても、LiBの需要増加などにより、拡大基調は続くと予測した。 用途別では、系統・再エネ併設用蓄電システム向けが2019年の4646億円に対し、2035年は1兆2381億円の市場規模になると予測した。中でも、系統設置向け需要に期待する。VPP(Virtual Power Plant)やDR(Demand Response)といったエネルギーサービスの一環として併設が進むことが背景にある。
00kWh未満の蓄電システムは、北米を中心に、デマンドチャージ対策のピークカット用途で導入が進む。一方、100kWh以上の蓄電システムは、PVと連係したピークカットやピークシフトなどの用途が中心である。VPPやDR、インバランス補償サービスなどのエネルギーサービス用電源としての利用が注目されている。
17日、LGエネルギーソリューションは、米発電会社ヴィストラがカリフォルニア・モントレー郡北東部のモスランディング地域で稼動している1.2GWh(ギガワット時)規模の電力網ESSにバッテリーの供給を終えたと明らかにした。ヴィストラは、老朽化した火力発電設備を再生エネルギーに取り替えるプロジェクトを進めている。
ヴィストラのモスランディングESSは、単一電力網ESS基準では世界最大規模だ。米カリフォルニア州の電力使用量が高いピーク時間帯に、約22万5000世帯が使用できる容量だ。LGエネルギーソリューションは、ESSバッテリー新製品「TR1300」ラックを供給した。既存のバッテリーは、バッテリーセルを集めた「パック」を出荷後、現場で組み立てなければならなかったが、TR1300は工場でパックを集めたラックで組み立てを終えた後に出荷し、設置時間と費用を減らすことができる。
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ESSは、火力・太陽光・風力発電所などに使われる電力網用ESSと、商業用、住宅用、データセンター・情報技術(IT)施設などで使うバックアップ電源ソリューション(UPS)などに分けられる。市場調査会社SNEリサーチによると、昨年、北米地域の電力網ESS規模は計6.5GWhで、LGエネルギーソリューションの供給はこのうち18.4%に当たる。
米バイデン政府の再生可能エネルギーの拡大基調を受け、北米の電力網ESS市場規模は、2025年は55.3GWhまで成長するものと見られる。特に、米カリフォルニア州は昨年、大規模な停電に見舞われ、安定的な運営が可能なバッテリー基盤のESS設置の動きが広がっている。
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富士経済は2020年7月、ESS(電力貯蔵システム)・定置用蓄電システム向け二次電池の世界市場について調査し、その結果を発表した。2035年は2兆4829億円と予測、2019年に比べ2.3倍の市場規模となるとした。今回の調査は、「住宅用」や「業務・産業用」「系統・再エネ併設用」など、ESS・定置用蓄電システム向け二次電池を対象とした。具体的には、鉛電池(Pb)やリチウムイオン電池(LiB)、ニッケル水素電池(NiMH)、NaS電池などである。また、「中・大容量UPS」や「無線基地局用バックアップ電源」などの蓄電システムも調べた。調査期間は2020年3~6月。
調査によると、ESS・定置用蓄電システム向け二次電池の市場は、「再生可能エネルギーの普及拡大」や「導入補助政策の整備」「大規模な実証事業」などによって市場が拡大している。この結果、2019年は1兆733億円となった。2018年に比べ14.3%の増加である。2035年に向けても、LiBの需要増加などにより、拡大基調は続くと予測した。 用途別では、系統・再エネ併設用蓄電システム向けが2019年の4646億円に対し、2035年は1兆2381億円の市場規模になると予測した。中でも、系統設置向け需要に期待する。VPP(Virtual Power Plant)やDR(Demand Response)といったエネルギーサービスの一環として併設が進むことが背景にある。
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