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接種率60%の英国で新規感染者1万人超…韓国の防疫守則緩和に問題はないのか

新型コロナワクチン接種が進んでいる英国の防疫状況が尋常でない。一日の新規感染者数がまた1万人を超えた。英国はワクチン接種が急速に進行中で、一時は新規感染者数が1000人台にまで減ったが、現在は2月中旬の状況に戻っている。英国は人口全体のワクチン接種率が60%を超えている。接種率が高まるにつれて封鎖措置を段階別に緩和してきた。しかしデルタ(インド)変異株にワクチン接種効果が十分に表れていないという分析だ。

韓国ではまだデルタ変異株がそれほど広がっていない。しかしワクチン接種率が低い状況で来月から防疫守則の緩和が予定されているため、感染者が増えるという懸念が出ている。当局は主要変異株発生状況に注目している。英国政府は17日(現地時間)、新型コロナ新規感染者数を1万1007人と発表した。2月19日(1万2027人)以来の最多だ。死者は19人だった。英国は年初、新規感染者数が6万8053人まで増えた。しかし強力な封鎖政策とワクチン接種で感染拡大を抑え込んだ。先月は新規感染者数が1000人台にまで落ちた。

すると英国のほとんどの地域で新型コロナ封鎖緩和第3段階が施行された。当時、1回目のワクチン接種率が55%を超えていた。ウェールズ、スコットランド、イングランド地域の場合、室内で最大6人までの集まりが可能になった。それまでレストランやカフェでは飲食ができなかった。屋外の人員制限も地域別に最大30人にまで緩和した。中学校ではマスクも外した。しかし封鎖措置の緩和で感染者は増え始めた。新規感染者数は先月26日が3000人台、28日が4000人台となった。今月に入ってからも大きく増え、また1万人を超えた。21日に予定されていた封鎖措置緩和計画を4週間延期した。

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急激な感染拡大要因にはデルタ変異株の流行が挙げられる。ハンコック英保健相は10日、主要変異株感染状況を調査したところ全体の90%以上がデルタ変異株に感染していることが確認されたと明らかにした。英イングランドの公衆保健局(HPE)によると、デルタ変異株はアルファ(英国)変異株より伝播力が1.5倍ほど高い。デルタ変異株が優勢種となる可能性がある。英国現地ではすでに「第3波」「秋に感染者急増」などと憂慮する声が出ている。
https://japanese.joins.com/JArticle/279854?servcode=400§code=400

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イギリスで新型コロナウイルスの「デルタ株」による感染が増える中、ボリス・ジョンソン英首相は12日、イングランドで6月21日に予定されるロックダウンの解除について慎重に判断すると約束した。BBCの取材に答えた。政府筋によると、政府はロックダウン解除の時期を最大4週間遅らせることを検討している。 ジョンソン首相はBBCのローラ・クンスバーグ政治編集長に対し、行動制限の緩和は「不可逆」なことが大事で、入院患者が増えていると指摘した。

「私たちはデータを見続けている」と首相は述べ、「(ロックダウン解除への)行程表は常に慎重でありつつも、不可逆なものだった。そして不可逆な行程表を実施するからには、慎重でなくてはならない」と話した。首相はさらに、政府は「ワクチン接種事業で巨大な進歩」を実現したと述べ、「実に大きな成果を出したが、不可逆なことをするには慎重でなくてはならない」とした。

政府の首席科学顧問、サー・パトリック・ヴァランスは記者団に対して、インドで最初に確認された変異株(デルタ株)の感染がイギリスで拡大していると述べている。イギリス国内では今では感染者の9割が、デルタ株に感染している。イングランド公衆衛生庁(PHE)のデータによると、デルタ株の感染力は、英ケントで特定されたアルファ株より約60%強いとされる。


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[ 2021年06月20日 08:42 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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