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過剰な流動性を減らすには利上げが避けられない韓国

結局、利上げが現実に近づいた。韓国銀行(韓銀)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は24日の「物価安定目標運営状況点検」記者会見で、「現在の緩和的通貨政策を年内の適切な時期から秩序正しく正常化していくと申し上げた」と「(景気)回復の流れに合わせて(金利を)正常化するのは当然の過程」と述べた。李総裁は「金利を1、2回引き上げても通貨政策基調は依然として緩和的な水準だとみる」と話した。李総裁が年内の利上げを明確にしたのは今回が初めてだ。

「年内利上げ」は、新型コロナのパンデミックの中で低金利と財政拡大が重なって流動性があふれ、世界的に物価が上昇しているためだ。現在の低金利を維持すれば、インフレとこれによる幅広い副作用が出てくる可能性が高い。

すでに最近は消費者物価が上昇している。5月の物価は前年同月比2.6%上昇し、9年1カ月ぶりの最高水準となった。米国も5月の消費者物価上昇率が前年同月比5%に達した。全国ガソリンスタンドのガソリン販売価格は24日、1リットルあたり1591.42ウォン(約156円)まで上がった。景気回復で石油の需要が増え、国際原油価格が上昇したからだ。韓銀は最近1バレルあたり70ドルを突破した国際原油価格の上昇傾向が長期化する可能性があると予想した。市場バスケット物価も深刻だ。スーパーマーケットに行くと、15個入りの卵1パックが9000ウォン(約885円)近い。卵の価格は1年前に比べ84.4%も上がった。不動産価格急騰の弊害は言うまでもない。したがって韓銀の今回の決定はむしろ遅いという印象を受ける。

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問題は利上げの衝撃だ。今年1-3月期の名目国内総生産(GDP)に対する民間負債(家計負債+企業負債)規模は216.3%と、過去最大水準だ。韓銀によると、今後金利が上がる場合、滞納が最大0.3%ポイント増えると推定される。株式市場にもマイナスの影響を与えると予想される。それでも韓銀が利上げに踏み切るのは流動性が限界状況に達しているからだ。

しかし政府は第2次補正予算を編成して30兆ウォン以上の資金を供給するという。与党・共に民主党はその間、全国民に災難支援金を給付しようと主張してきた。米国など世界主要国が市中の流動性を回収している中、韓国はインフレ懸念と利上げの動きにもかかわらず、大統領選挙で票を獲得するために現金をさらにばらまこうという姿だ。
https://japanese.joins.com/JArticle/280113?servcode=100§code=110

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今の実績相場もしばらく維持されるという見通しが優勢だった。歴史的に見て、業績相場が平均2年間続いたためだ。2005~2007 年、2010~2011 年、2017~2018 年の事例が代表的だ。オセンター長は「利上げが避けられない局面でバリュエーションが低い方に需要が集中するしかない」とし「依然としてディフェンシブ銘柄と敏感株のうちには敏感株を、価値株と成長株のうちには価値株を持っていかなければならない時点」と説明している。

ただ、業績の見通しが良いからといって、指数が持続的に上昇するわけではない。金利が高くなり、株式市場の魅力が次第に薄れてくるからだ。IBK投資証券のチョン·ヨンテクリサーチセンター長は「年初来の業績見通しが悪くないだけに底打ち要因にはなるだろうが、前の高値追加要因として働くのは容易ではなさそうだ」とし「株式市場は業績を棚上げするだけに、来年以降の業績に対する期待感が出なければならないが、通貨政策の変更など不確実性の局面に入ったため」とした。

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[ 2021年06月26日 08:35 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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