韓国造船業界、上半期受注が中国に小差で2位
今年上半期の世界の造船受注が過去7年間で最高を記録した。韓国は中国にわずかに及ばず2位だったが、下半期は中国を抜く見通しだ。
英国の造船海運専門調査会社クラークソン・リサーチによると、今年上半期の世界の船舶累計受注量は2402万CGT(標準貨物船換算トン数)で、前年同期(824万CGT)に比べ2.92倍に増加した。2014年以降で最高だ。昨年下半期から海運による物流量が急増し、コンテナ船の発注が増加したためだ。 韓国は前年同期の約7倍の1047万CGTを受注し、中国(1059万CGT)との差を12万CGTまで縮めた。12万CGTは1万5000TEU(20フィート標準コンテナ換算)クラスのコンテナ船2隻に相当する。最近の韓国造船3社の受注状況からみて、下半期には韓国が中国を抜く可能性が高いとみられる。
韓国造船3社は上半期に今年の受注目標額(317億ドル)の79.5%に相当する252億ドルの受注を達成した。各社の達成率は、韓国造船海洋が92%、大宇造船海洋が71.4%、サムスン重工業が64.8%だった。韓国造船各社は液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)向けのタンカーなどの分野でも成果を上げており、当面受注が続きそうだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/07/2021070780005.html
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年内上場を準備している現代重工業が、昨年4000億ウォン(約390億円)規模の当期純損失を記録した。前年比で赤字幅が約5倍に増えた。最近、造船業況が回復期に差し掛かっているが、短期的には財務健全性に負担になる見通しだ。金融監督院によると、現代重工業は昨年、8兆3120億ウォン(約8117億円)の売上を上げた。前年比52%増加した。利益は減った。営業利益は2019年の1295億ウォンから昨年は325億ウォン(約31億円)へと4分の1に減少した。同期間の当期純損失は889億ウォンから4314億ウォンへと5倍近く増加した。上場時直前の年度会計実績が重要だという点を考慮すると、赤字規模が企業公開(IPO)の障害になる可能性が提起されている。

韓国造船の受注だけを見れば、造船業の復活を語れそうにみえる。今年第1四半期(1~3月)の国内造船会社の受注量は532万CGT(船舶建造量指標である「標準貨物船換算トン数」)で、昨年第1四半期に比べ868%増加した。同期間の新規受注額も119億ドルと、753%伸びた。各造船所のドック(船を作る作業場)は一杯になり、各造船会社は2年分の仕事(受注残高)を積んだ。船舶価格も跳ね上がっている。英国の造船・海運市況分析会社のクラックソンリサーチの資料によると、世界市場で新しく生産された船舶価格を指数に換算した新造船価格指数は今月134で、2015年2月以来6年ぶりの最高値を記録した。造船所ドックの空きがなくなり、造船会社の交渉力が大きくなったことが影響した。
営業実績はこのような流れとははっきり異なる。年初に大量の受注を受けたサムスン重工業は、今年第1四半期だけで5千億ウォン台の営業赤字を出した。悪性在庫として抱えている海洋掘削船(ドリルシップ)の評価損失2100億ウォン(約204億円)と、新規受注物量の追加損失予想額(工事損失充当金)1200億ウォン(約117億円)などが反映された。受注直後に予想工事原価が大幅に増えたというのは、昨年、受注の崖に直面した際にドックをまず一杯にするために低価格で受注した事による。
英国の造船海運専門調査会社クラークソン・リサーチによると、今年上半期の世界の船舶累計受注量は2402万CGT(標準貨物船換算トン数)で、前年同期(824万CGT)に比べ2.92倍に増加した。2014年以降で最高だ。昨年下半期から海運による物流量が急増し、コンテナ船の発注が増加したためだ。 韓国は前年同期の約7倍の1047万CGTを受注し、中国(1059万CGT)との差を12万CGTまで縮めた。12万CGTは1万5000TEU(20フィート標準コンテナ換算)クラスのコンテナ船2隻に相当する。最近の韓国造船3社の受注状況からみて、下半期には韓国が中国を抜く可能性が高いとみられる。
韓国造船3社は上半期に今年の受注目標額(317億ドル)の79.5%に相当する252億ドルの受注を達成した。各社の達成率は、韓国造船海洋が92%、大宇造船海洋が71.4%、サムスン重工業が64.8%だった。韓国造船各社は液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)向けのタンカーなどの分野でも成果を上げており、当面受注が続きそうだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/07/2021070780005.html
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年内上場を準備している現代重工業が、昨年4000億ウォン(約390億円)規模の当期純損失を記録した。前年比で赤字幅が約5倍に増えた。最近、造船業況が回復期に差し掛かっているが、短期的には財務健全性に負担になる見通しだ。金融監督院によると、現代重工業は昨年、8兆3120億ウォン(約8117億円)の売上を上げた。前年比52%増加した。利益は減った。営業利益は2019年の1295億ウォンから昨年は325億ウォン(約31億円)へと4分の1に減少した。同期間の当期純損失は889億ウォンから4314億ウォンへと5倍近く増加した。上場時直前の年度会計実績が重要だという点を考慮すると、赤字規模が企業公開(IPO)の障害になる可能性が提起されている。

韓国造船の受注だけを見れば、造船業の復活を語れそうにみえる。今年第1四半期(1~3月)の国内造船会社の受注量は532万CGT(船舶建造量指標である「標準貨物船換算トン数」)で、昨年第1四半期に比べ868%増加した。同期間の新規受注額も119億ドルと、753%伸びた。各造船所のドック(船を作る作業場)は一杯になり、各造船会社は2年分の仕事(受注残高)を積んだ。船舶価格も跳ね上がっている。英国の造船・海運市況分析会社のクラックソンリサーチの資料によると、世界市場で新しく生産された船舶価格を指数に換算した新造船価格指数は今月134で、2015年2月以来6年ぶりの最高値を記録した。造船所ドックの空きがなくなり、造船会社の交渉力が大きくなったことが影響した。
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