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韓国の新規感染者76%はワクチン未接種の20~50代

「2150万回分。1回目の接種者30.8%、接種終了者12%」

15日午前0時現在の韓国の新型コロナワクチン予防接種の「成績表」だ。2月26日に韓国で初めて接種が始まり、同日で140日目になるまで、導入が完了したワクチンは2150万回分に止まる。まだワクチン接種を1回も受けていない韓国国民は全体の70%に近く、接種完了者の規模は15%にも達していない。このような状況で第4波が押し寄せ、連日新規感染者数が過去最多を記録し、強力な社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)を再び適用するようになり、韓国政府の先制的ワクチン導入の失敗問題がすべての状況を招いた根本的な原因に挙げられている。

同日、中央防疫対策本部(防対本)の集計結果によると、新たに感染が拡大された1600人のうち、60歳以上は7.5%(120人)に止まっている。1回以上の接種者が大半(1回以上のワクチン接種率75歳以上84.5%、70~74歳83.0%、65~69歳81.8%、60~64歳78.9%)の高齢層では、感染者があまり発生しなかった。一方、まだ1回も接種を受けていない20~50代が新規感染者の76.38%(1222人)を占めている。防対本は13日、「6~7月の感染経路を分析したところ、同一年代の感染者と接触して感染が確認された割合が20~30代19.9%、40~50代23.5%で特に高かった」とし、「現在の感染拡大においては、同年代間の交流による伝播が目立つ」と分析した。

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このようにまだ新型コロナワクチンの接種を受けていない若年層を中心に再拡散の流れが作られたことで、7月から防疫を徐々に緩和し、日常回復への一歩を踏み出そうとした政府の計画はあっという間に水の泡となった。相次いだ政府の「防疫緩和」メッセージと相反する内容の、新しい距離措置における最高段階のレベル4が首都圏で施行されたことを受け、虚しさと怒りを露わにする人も増えている。

今月14日夜11時30分ごろにはインターネットカフェやカフェ、飲食店など22の自営業者団体で構成された「新型コロナ対応全国自営業者非常対策委員会」(非対委)がソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)汝矣島公園前で車約750台(非対委推算)を動員するデモを行い、損失補償の支給とレベル4の距離措置に伴う集合禁止措置の撤回を要求した。警察は違法デモかどうかを判断するために、現場資料の分析と法理検討に着手したが、非常対策委は同日夜にも2回目の車両デモを予告するなど、対立が高まっている。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40577.html

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昨日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)行政官が新型コロナに感染し、青瓦台まで防疫に穴が開けられた。一昨日は一日に1615人が感染して新規感染者がほぼ毎日過去最多を更新している。拡大の勢いがなかなか落ち着かず、このような速度のままでは近いうちに一日2000人をはるかに超えるものと懸念される。特に、感染速度が2~3倍早いデルタ株件数が新規感染者の23%を超え、8月には優勢種になるという懸念の声が大きくなっている。「2週間第4段階防疫措置を稼動して太く短く終わらせる」といった文在寅大統領の約束が守られるかは疑問だ。

中央日報は、「午後6時以降3人以上私的な集まり禁止」という措置を除けば、新たに導入した4段階の距離の確保の第4段階はワクチン接種拡大を前提に防疫を大幅に緩和したため、かつての5段階からなる距離の確保より防疫の度合いが比較的に弱いとしている。1日から導入し緩和された第4段階距離の確保で拡大遮断が難しい場合、先制的に特別追加措置を打ち出す必要があると警笛を鳴らす。夏季シーズンおよび学生の夏休みと重なって第4次大流行の早期遮断に困難が大きくなる恐れがある。風船効果を最小化するためには、首都圏と地方の距離の確保段階の差を減らすべきだという専門家の指摘に耳を傾けてほしいと報じている。


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[ 2021年07月16日 08:04 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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