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デルタ株の増殖速度は1260倍、潜伏期は2日短い…今も変身中

中央防疫対策本部は先月、新型コロナウイルスのデルタ株が最初の変異株であるアルファ株に比べて1.6倍の感染力を持ち、入院率は2.26倍にのぼると把握していることを発表している。変異前のウイルスに比べると感染力は実に3.2倍となっていると推定される。デルタ株は現在までに発見されている変異株の中で最も感染力が強い。インド、英国をはじめとするいくつかの国では、すでに最大を占める優勢種となっている。韓国でもデルタ株が急速に広がり始めている。新規感染者に占めるデルタ株感染者の割合は、1週間で10%から23%台へと2倍以上になっている。

デルタ株の強い感染力はどこから来るのだろうか。 最近、中国の広東省疾病予防管理センターの研究陣が、こうした疑問を解消しうる一つの糸口を見つけ、ウイルス学分野のオンラインフォーラム「バイロロジカル(virological)」に発表した。同研究陣が感染者についての疫学、血清、遺伝子データの分析を通じて発見した強い感染力の原因は2つ。 1つは、デルタ株の増殖速度が初期ウイルスとは比較にならないほど速いということ。もう1つは、潜伏期間が短いということだ。

中国でデルタ株の感染者が初めて確認されたのは5月21日のこと。研究陣は、その日から6月18日までに広東省の省都広州で確認された感染者167人のうち、デルタ株への感染者62人と、2020年初めの元祖新型コロナウイルスへの感染者63人のウイルス検出量を比較分析した。

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その結果、感染者がデルタ株に感染し、体内での増殖を経て陽性反応を示すまでにかかる時間は平均4日だった。デルタ株は体内の増殖を通じて検出可能な水準に達するのに、平均で約4日かかるということだ。これは、昨年のコロナ禍初期のウイルスの平均6日より2日も短い。検出が可能だということは、ウイルスが体外に飛び出す準備ができていることを意味する。また、この時のウイルス濃度は、変異前の新型コロナウイルスの最初の濃度より最大で1260倍も高かった。このようなデータは、デルタ株の方が感染の初期段階において感染を広げる危険性が高いということを示している、と研究陣は述べる。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40574.html

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それぞれ英国でとインドで最初に確認された新型コロナウイルスの変異株、「アルファ株」と「デルタ株」に世界中の注目が集まる中、「ラムダ株」にはこれまで、あまり強い警戒感が示されてこなかった。だが、すでにペルーで最も優勢な株となっているラムダ株は、人口10万人あたりの死者数が世界で最も多いほか、南米にとどまることなく、世界各地(少なくとも29カ国・地域)に感染を広げている。

ラムダ株がペルーで最初に確認されたのは、2020年8月。同国では今年4月以降、感染の80%以上がこの変異株によるものとなっている。米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、7月12現在の感染者数は約207万9000人、死者は19万3000人以上。感染者の致死率は9.3%、人口10万人あたりの死者数は596.5人で、世界最悪の状況となっている。また、世界保健機関(WHO)は6月15日、チリ、エクアドル、アルゼンチンなど南米のその他の国でも、ラムダ株の感染者の割合が増加していることを報告している。

一方、良い知らせといえるのは、ワクチンが依然として有効だということは、米リジェネロンが開発した抗体カクテル療法も、引き続き有効だと考えられることだ。ラムダ株の感染力が実際に従来型の株や他の変異株よりも強く、感染者をより重症化させやすいのか、そして現在使われているワクチンの有効性を下げるのかどうか判断するためには、さらなる研究が必要との事。


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[ 2021年07月16日 08:17 ] カテゴリ:韓国社会 | TB(0) | CM(0)
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