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仮想通貨の投資家たち、口座から現金を下ろし始めた

仮想通貨の投資家たち、口座から現金を下ろし始めた。「8000万ウォンを超えていたビットコインが、今は3000万ウォンを割り込むのではないかとびくびくしています。収益率を少し上げると言って、一日中コインウィンドウを覗き込むのも疲れて『脱出』することにしました」

会社員のキム某氏(30)は最近、仮想通貨に投資した8000万ウォンを全額引き出して証券会社の口座に移した。4月は一時200%を上回っていた収益率は、現在40%台に落ち込んでいる。まだ損はしていないが、現在の下落相場は尋常でないと判断し、コイン市場を離れることにしたのだ。先月、仮想通貨の投資家たちが取引所の口座から出金したお金が、入金額を上回ったことが分かった。出金額がさらに増えたのは、コイン投資の熱気が3年ぶりに盛り上がり始めた昨年7月以後初めてだ。

28日、東亜(トンア)日報が、最大野党「国民の力」の金熙坤(キム・ヒゴン)議員室を通じて、上位4位内の仮想通貨取引所(アップビット・ビッサム、コインワン、コビット)の実名口座を分析した結果、先月の出金額は12兆7000億ウォンで、入金額(10兆7000億ウォン)より2兆ウォン多いことが分かった。 この1年間、月間出金額が入金額より多いのは先月が初めてだ。ビットコインの価格が8000万ウォンを超えて投資ブームが激しかった4月は、入金額(33兆1000億ウォン)が出金額(29兆2000億ウォン)より3兆8000億ウォン以上多かった。

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ここ1カ月でビットコインの価格が2回も「心理的マジノ線」とされる3万ドルを割り込むなど、市場が乱高下すると、仮想通貨の口座からお金を引き出してコイン市場を離れる投資家が増えているものと分析される。資本市場研究院のファン・セウン研究委員は、「コイン預置金が純流出に変わったのは、中長期的に仮想通貨を否定的に見る投資者が多いという意味だ」とし、「投資過熱にも目立つ活用度や成果を見せられないため、投資家離れにつながっている」と話した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20210729/2823280/1

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ビットコインが、今大暴落している。4月には1BTC=700万円の大台を突破し、1年で約7倍にまで膨れ上がったビットコインだが、足元では“ESGに課題がある”という懸念が市場を駆け巡った。5月20日の早朝には最高値の半分以下となる1BTC=327万円近辺の水準まで下落し、そこから1BTC427万円程度まで急激に戻すという、変動の激しい相場となっている。 びたび挙がったESGだが、最近ではSDGsという言葉とセットで使われることも多い。この単語はビットコインのような仮想通貨だけでなく、JTのようなタバコ企業など、株式市場においても特定の企業における株価に深く関わっている概念であり、今後はESGに気を払わなければ相場の見通しを誤る可能性があるため、注意が必要だ。

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、およびガバナンス(Governance)の頭文字を取った用語で、持続可能性や社会的なプラス影響を投資判断の材料としていく考え方だ。SDGsは持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略称で、こちらは2015年の国連サミットで採択された17目標の総称を指している。どちらにも共通する概念として挙げられるのが、持続可能性だろう。ESG-SDGsの題目に沿っていない企業は、一言で言えば、「今は利益を出せても将来的に地球に大きなダメージを与え得るため、中長期投資の対象にならない」という烙印を押される。そしてこの投資の意思決定は、金融市場において主流になっており、市場での影響力を増している。


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[ 2021年07月30日 10:32 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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