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現代車、ロシア市場に「オールイン」…生産拡大中

「凍土の地」ロシア自動車市場が熱くなっている。昨年コロナで萎縮した市場規模を拡大するためロシア政府も関連産業の育成に取り組んでいる。 ロシア自動車統計専門サイトASMホールディングスによると、ロシアの自動車生産台数は今年1-5月基準で68万6500台と、前年同期比49%増加した。このうち乗用車が61万台で、同比50.5%増えた。商用車は4万6600台で同比50.3%増。

2010年にロシアに進出した現代自動車も前年比で生産が大幅に増加している。現代車サンクトペテルブルク工場の上半期の生産台数は12万3000台と、前年比で40%増加した。同工場ではソラリス(小型セダン)とクレタ(小型SUV)モデルを生産している。起亜のリオ(小型セダン)とリオX(ハッチバック)もこの工場で生産される。現代車ロシア法人は「今年は23万台を生産する計画」とし「3交代週5日生産体系を維持している」と伝えた。

最近、ロシア市場ではSUV人気が続き、現代車工場もSUVの生産に注力している。昨年はコロナで停滞したが、ロシア市場で現代車のシェア拡大は現在進行形だ。昨年末には2015年に稼働を中断したゼネラルモーターズ(GM)のサンクトペテルブルク工場を買収した。
https://japanese.joins.com/JArticle/281387?servcode=300§code=320

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ロシアにおける乗用車販売は、2008年の312万台がピークでした。同年9月のリーマンショックを受け、翌2009年の販売台数は140万台にまで一気に落ち込む。その後、上図に見るとおり、市場はある程度持ち直し、2012年には294万台にまで回復します。しかし、ロシア経済の低成長化、国民の所得の伸び悩み、ロシアにとっての生命線である石油価格の下落、通貨ルーブルの暴落などを背景に低迷期に入り、2015年以降は200万台の大台を割り込んでいます。そもそも、人々が我先にと外国ブランド車を買い求めた2000年代とは異なり、すでに市場がある程度成熟したことから、このくらいがロシア市場の実力なのだろう。

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ホンダ車の販売も、2008年の89,152台がピークでした。この年には、ホンダはロシアの乗用車販売市場で2.9%のシェアを握っていました。それが、上図に見るように、2010年代に入るとシェア1%を割り込むようになり、過去2年はわずか0.1%となった。2020年のロシア市場におけるホンダ車の販売は、1,508台という寂しいものだった。この間に、ロシアの乗用車販売市場は、単に販売台数が低迷しているだけでなく、日系メーカーにとって、質的・構造的に難しいものに変化した。 トヨタ自動車2015年、ロシアの極東に位置するウラジオストクでの車両組み立て生産を6月下旬に終了した。スポーツ用多目的車(SUV)1車種を生産していたが、ロシア経済の悪化に伴って自動車需要も減少しており、中長期的に事業面で採算が合わないと判断した。

生産はすでに日本からの輸出に切り替えている。ホンダは2022年中にロシアでの四輪の新車販売から撤退する。


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[ 2021年08月01日 08:52 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
中古車
日本メーカではトヨタがサンクトペテルスベルグで四輪生産している。
経済低迷するロシアで設備を持って、継続的生産は大変そうだ。
極東ロシアは中古車の一大市場であって、日本の中古車は13,000台/月
輸出されている。オンデマンドな中古車輸出がビジネスとしては
うまくいくようだ。
[ 2021/08/01 13:45 ] [ 編集 ]
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