韓国経済、日本に先駆けて早くも「平常運転」を取り戻しつつあると言えるワケ
さて前期比0.7%増、年率2.7%増となった今期(2021年4-6月期のこと。以下も同じ)であるが、今期は個人消費が成長に大きく寄与し、政府消費もそこそこ成長に寄与したが、これまでの急速な回復を支えてきた設備投資の寄与はほとんどなく、そして建設投資はわずかながらにマイナスの寄与となった。そのようななか、外需は大きく成長の足を引っ張ることとなり、個人消費が押し上げた成長を相殺する形となった。
まず成長率を大きく押し上げた個人消費についてみていきたい。個人消費は3.5%の増加である。個人消費は消費の習慣性もあり一般的に大きな動きをしない。そのような特徴を持つ個人消費ではあるが、今期は比較的大きく増加した。そして、GDP全体に占める個人消費の割合は大きいため寄与度も大きくなり、今期は1.6%ほど成長率を押し上げた。全体の成長率は0.7%であるので、別の需要項目が足を引っ張ったわけだが、今期は個人消費が成長の原動力となったことがわかる。
個人消費が今期に大きく増加した理由は、衣料など準耐久消費財と娯楽文化、飲食宿泊などのサービス消費が増加したからであるが、特筆すべきは娯楽文化や飲食宿泊などのサービス消費の増加である。コロナ禍の悪影響に最も受けた需要項目が個人消費、とりわけサービス消費である。 コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、政府は飲食店や娯楽業界に対する規制を強化し、結果として消費者がこれらサービスを消費することが物理的に難しくなった。また、コロナ禍により消費者が外出に消極的になったこともサービス消費を大きく萎縮させた。
スポンサードリンク
次に設備投資をみてみよう。設備投資はコロナ禍でも順調に増加を続け、成長率を下支えてきたが、今期は0.6%増にとどまり、寄与度も0.1%とほとんど成長率には影響を与えなかった。ただしこれをもって設備投資の勢いが止まったとはいえない。設備投資は前の期に6.1%、年率に換算すれば26.9%も高まっており、今期はその反動で低い伸びにとどまったと考えられる。
最後に外需をみてみよう。外需は輸出から輸入を引いたものである。今期の輸出は液晶ディスプレイを中心に2.0%の減少となり(ちなみに輸出と輸入はそれぞれプラスの値しかとらないので、前期比を算出することができる)、成長率に対する寄与はマイナス0.9%である。輸出は、2019年10-12月期を100とすると、今期は102.2となり、コロナ禍以前の水準には回復している。ただし、この間の平均伸び率は年率で1.5%であり、韓国の潜在成長率が3%前後であることを考えると、回復のスピードは遅い。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86132

記事の最後に、2021年4-6月の四半期成長率についてまとめると、個人消費が成長率を大きく押し上げた一方で、外需がこれを相殺したことでほどほどの水準に落ち着いた。韓国の四半期成長率は2020年4-6月期を底に順調に回復したが、GDPの水準が2021年1-3月期にはコロナ禍以前に回復したことから、今期からは巡航速度に戻ったといえると締めくくっている。
韓国経済の場合、単に上記水準だけ見て経済を取り戻しつつあるというのは時期期早々といる。そもそも税収不足に負債増に内需の縮小と、逼迫した問題が多岐にわたる。がこのような構図が韓国の「普通」と考えれば韓国経済が復調に向かっているともいえなくもない。通貨危機を経て、韓国経済崩壊と言う文字が独り歩きし、国家破綻近しと言いつつ、今だ持ちこたえているのは事実。とはいえ、崩壊と背中合わせであることに違いは無い。
まず成長率を大きく押し上げた個人消費についてみていきたい。個人消費は3.5%の増加である。個人消費は消費の習慣性もあり一般的に大きな動きをしない。そのような特徴を持つ個人消費ではあるが、今期は比較的大きく増加した。そして、GDP全体に占める個人消費の割合は大きいため寄与度も大きくなり、今期は1.6%ほど成長率を押し上げた。全体の成長率は0.7%であるので、別の需要項目が足を引っ張ったわけだが、今期は個人消費が成長の原動力となったことがわかる。
個人消費が今期に大きく増加した理由は、衣料など準耐久消費財と娯楽文化、飲食宿泊などのサービス消費が増加したからであるが、特筆すべきは娯楽文化や飲食宿泊などのサービス消費の増加である。コロナ禍の悪影響に最も受けた需要項目が個人消費、とりわけサービス消費である。 コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、政府は飲食店や娯楽業界に対する規制を強化し、結果として消費者がこれらサービスを消費することが物理的に難しくなった。また、コロナ禍により消費者が外出に消極的になったこともサービス消費を大きく萎縮させた。
スポンサードリンク
次に設備投資をみてみよう。設備投資はコロナ禍でも順調に増加を続け、成長率を下支えてきたが、今期は0.6%増にとどまり、寄与度も0.1%とほとんど成長率には影響を与えなかった。ただしこれをもって設備投資の勢いが止まったとはいえない。設備投資は前の期に6.1%、年率に換算すれば26.9%も高まっており、今期はその反動で低い伸びにとどまったと考えられる。
最後に外需をみてみよう。外需は輸出から輸入を引いたものである。今期の輸出は液晶ディスプレイを中心に2.0%の減少となり(ちなみに輸出と輸入はそれぞれプラスの値しかとらないので、前期比を算出することができる)、成長率に対する寄与はマイナス0.9%である。輸出は、2019年10-12月期を100とすると、今期は102.2となり、コロナ禍以前の水準には回復している。ただし、この間の平均伸び率は年率で1.5%であり、韓国の潜在成長率が3%前後であることを考えると、回復のスピードは遅い。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86132

記事の最後に、2021年4-6月の四半期成長率についてまとめると、個人消費が成長率を大きく押し上げた一方で、外需がこれを相殺したことでほどほどの水準に落ち着いた。韓国の四半期成長率は2020年4-6月期を底に順調に回復したが、GDPの水準が2021年1-3月期にはコロナ禍以前に回復したことから、今期からは巡航速度に戻ったといえると締めくくっている。
韓国経済の場合、単に上記水準だけ見て経済を取り戻しつつあるというのは時期期早々といる。そもそも税収不足に負債増に内需の縮小と、逼迫した問題が多岐にわたる。がこのような構図が韓国の「普通」と考えれば韓国経済が復調に向かっているともいえなくもない。通貨危機を経て、韓国経済崩壊と言う文字が独り歩きし、国家破綻近しと言いつつ、今だ持ちこたえているのは事実。とはいえ、崩壊と背中合わせであることに違いは無い。
≪ SKバイオのコロナワクチン、第3相許可…「ワクチン自給の第一歩」 | HOME | 「脱炭素」で電気代が5倍の年間60万円…9年後、あなたは払えますか? ≫
韓国は萎びていく国
トルコとスワップ締結ニュースが入る。何をやってるんだか。
金欠国家が生きるには金が必要。残念ながら韓国は綱渡り。稼ぎが悪ければ借金してしのぐしかないが……それでも足りない。国も家計も企業も赤字、真っ赤なんだね。
韓国の消費マインドが改善したのはおそらく不動産バブルのおかげ。金匙組の土地成金が我が世の春を謳歌し、土匙組は生活苦で呻吟している。卵一個60円という記事が本当なら韓国に『アラブの春』が出現する可能性は大だ。韓国の大統領選は間違いなく荒れる。
中国が米国から締め出されて大型破綻が相次いでいるがそれに自然災害とコロナ異変が加わり中国当局は国内締め付けに舵を切った。冬季北京オリンピックも予断を許さない。大言壮語した国は『口は禍の元』を身に染みて知るだろう。日米中から見放された韓国の経済的恩恵は下がるだけだ。
トルコがウォンをドルに換えたらウォンは大暴落だよ。ウォンが暴落すると韓国の借金は膨れ上がり卵1個200円になってもおかしくない。こういう状況が5年続けば……萎びた国は間違いなく干からびる。
金欠国家が生きるには金が必要。残念ながら韓国は綱渡り。稼ぎが悪ければ借金してしのぐしかないが……それでも足りない。国も家計も企業も赤字、真っ赤なんだね。
韓国の消費マインドが改善したのはおそらく不動産バブルのおかげ。金匙組の土地成金が我が世の春を謳歌し、土匙組は生活苦で呻吟している。卵一個60円という記事が本当なら韓国に『アラブの春』が出現する可能性は大だ。韓国の大統領選は間違いなく荒れる。
中国が米国から締め出されて大型破綻が相次いでいるがそれに自然災害とコロナ異変が加わり中国当局は国内締め付けに舵を切った。冬季北京オリンピックも予断を許さない。大言壮語した国は『口は禍の元』を身に染みて知るだろう。日米中から見放された韓国の経済的恩恵は下がるだけだ。
トルコがウォンをドルに換えたらウォンは大暴落だよ。ウォンが暴落すると韓国の借金は膨れ上がり卵1個200円になってもおかしくない。こういう状況が5年続けば……萎びた国は間違いなく干からびる。
[ 2021/08/13 12:28 ]
[ 編集 ]
コメントの投稿
トラックバック
≪ SKバイオのコロナワクチン、第3相許可…「ワクチン自給の第一歩」 | HOME | 「脱炭素」で電気代が5倍の年間60万円…9年後、あなたは払えますか? ≫
ブログランキング
最新コメント
- 市場調査員:韓国経済、高金利持続で内需鈍化が可視化 (12/08)
- グリーンゴースト:韓国〝逆張り〟の伝統、現代自の「EVにオールイン」で、トヨタに勝利の野望も (12/08)
- あんみつ皇子:韓国〝逆張り〟の伝統、現代自の「EVにオールイン」で、トヨタに勝利の野望も (12/07)
- あんみつ皇子:韓国と日本が経済連合を立ち上げればエネルギー分野で数百兆ウォンのシナジー効果 (12/07)
- ななし:韓国と日本が経済連合を立ち上げればエネルギー分野で数百兆ウォンのシナジー効果 (12/07)
- :韓国と日本が経済連合を立ち上げればエネルギー分野で数百兆ウォンのシナジー効果 (12/07)
- :韓国からのキムチ輸出、5284万ドルで「日本1位」 (12/07)
- 名無し:中国の尿素輸出制限、韓国政府「長期化」に備え対策 (12/06)
- ななし:韓国の大企業の半数「来年の投資計画未定」…高金利が最大のリスク (12/06)
- :24年の韓国車市場、内需・輸出とも停滞 (12/05)
リンク
- ハンギョレ新聞
- 中央日報
- 朝鮮日報
- 聯合ニュース
- 人民網
- サーチナ
- Record China
- 東洋経済
- 経済ニュース - Yahoo!ニュース
- サーチナニュース ビジネス
- 経済ニュース - エキサイトニュース
- 経済ニュース News i - TBSの動画ニュースサイト
- 経済 - 毎日jp(毎日新聞)
- 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 政治 - 国内ニュース - Yahoo!ニュース
- 政治 - MSN産経ニュース
- 政治 - エキサイトニュース
- ZAKZAK (政治・社会)
- YouTube 高橋洋一チャンネル
- 中田敦彦のYouTube大学
- YouTube 堀江貴文 ホリエモン
- YouTube JAPAN 日本の凄いニュース
- YouTube トヨタイムズ
- 管理画面
カテゴリ
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp
設備投資して生産能力を上げた、材料を買ってきた、
いよいよ生産投入直前まできた。
余るのでは? 売れないのでは? という心配だろう。