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サムスン電子完全復活へ…李在鎔副会長を仮釈放した韓国の切羽詰まった事情

韓国法務省は、韓国最大の企業であるサムスン電子の副会長である李在鎔(イ・ジェヨン)氏を8月13日に仮釈放すると発表した。李氏は贈賄罪などで2021年1月に懲役2年6カ月の実刑判決を受け収監されていたが、およそ7カ月ぶりの社会復帰となる。その背景の一つとして、韓国の経済界は李氏の赦免を文政権に求めた。赦免ではなく、行動が制限される仮釈放となったが、李氏が経営に近い環境に身を置くことは、韓国経済にプラスだ。

李氏はサムスングループの最高意思決定権者だ。近年、李氏の意思決定に基づいてサムスン電子はファウンドリ分野の設備投資を実行してきた。それは、コロナ禍における韓国経済の回復を支える大きな要素となっている。足許、サムスン電子は設備投資を積み増すなどして事業体制を強化しなければならない局面を迎えている。中長期的に世界経済全体でIT関連投資が増加すると考えた場合、仮釈放の実現はサムスン電子の意思決定を加速させ、同社の収益は増加する可能性がある。

わが国の対韓貿易収支は黒字だ。サムスン電子をはじめ韓国企業はわが国企業にとって顧客に位置付けられる。基本的に李氏の仮釈放はわが国企業の収益獲得にプラスに働くだろう。2021年4~6月期のサムスン電子の売上高は63兆6700億ウォン(約6兆1000億円)だ。その規模は、韓国の実質GDPの13.4%に相当する。一国の経済における主要企業の存在感という点で、サムスン電子のプレゼンスは世界的に大きい。それが意味することは、韓国経済の成長にサムスン電子の業績拡大と先端分野への経営資源の再配分が欠かせないことだ。

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端的に、サムスン電子の収益が増えれば韓国経済は成長する。同社の設備投資や研究開発の積み増しは、韓国経済の成長にプラスに働く。その逆もまた真なりだ。サムスン電子の業績と韓国の景気の関係は、同社の株価と韓国の製造業PMIの推移を確認するとよく分かる。基本的に、サムスン電子の業績期待が高まり株価が上昇すると、韓国の製造業PMIは上向き、景気の強弱の境目である50を上回ることが多い。反対に、サムスン電子の業績期待が低下して株価が軟調に推移すると、PMIはかなりのペースで50を下回る水準に落ち込むことが多い。

それが意味することは、サムスン電子がデジタル家電、ディスプレー、スマートフォン、メモリ半導体、ファウンドリ事業で世界の需要を取り込み、それが韓国の輸出や消費の増加を支えたことだ。
https://president.jp/articles/-/48821?page=1

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韓国の全産業売り上げは約4000兆ウォン前後。その5%前後をサムスンが占める。関連企業を含めても、ベトナム拠点となったサムスンにとって、韓国からすればその寄与度は次第に低下しつつある。外資系企業でしかない韓国の大手企業全体に言える事だ。韓国離脱により内需が縮小し続ければ、国家破綻が現実になる。外資系企業にとっても生き残りをかけた現実がある。また韓国政府の税金補てんは限界であるから、他国からの融資や投資が不可欠。

すでにサムスンは韓国企業とは言い難い。サムスンが拠点移動するほどに、関連企業もそれに追従する。追従できな企業だけが自国の取り残される。メモリー技術となる微細化も限界が近い。システム半導体はサムスンにとっては大きな賭けでしかないが、人材不足と重なり、単に工場建設だけでは心もとない。今後は人材勝負となる。日本企業はまだ内部留保金を蓄えている。中小企業のトータルは大手企業のトータルよりも多い。コロナ感染下で、内部留保金を一気に有効活用する時期も近いが、まだ様子見状態にある。どの企業が先頭に立ち、けん引するかで大きく変わる。あとはタイミングだけとなる。

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[ 2021年08月18日 08:19 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
投資家がサムスンから去る日
『サムスンこけたら国滅ぶ』と日本で話題になっておよそ7年後の現在、サムスン副会長はワクチン獲得と韓国経済のテコ入れを条件に仮釈放された。
当時は猫も杓子もサムスンとその威光はまばゆいばかりだった。まさか左翼政権に収監されるとはね。
副会長は早い話、重病人だ。遅かれ早かれ健康不安説が出てくるだろう。海外投資家はサムスンの先行きに懸念を抱く。競合社が技術革新に邁進し格差は広がっている。不吉な噂は株価にすぐ反映される。

前会長は相続税と後継者問題でなかなか死なせてもらえなかった(=植物人間)。この副会長は収容所生活で重病人となった。健康を取り戻すのは時間がかかるだろう。そんな氏にワクチン獲得とサムスン経営陣頭指揮などさせたら、父親のように瀕死状態になる。死者に鞭打つ国は生者にも容赦ないね。
[ 2021/08/18 12:19 ] [ 編集 ]
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