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アフガニスタン崩壊、タリバンが首都制圧、「責めを負うべきはバイデン大統領」と米メディア

アフガニスタンの反政府武装勢力・タリバンが15日、首都カブールを制圧した。米軍が完全撤退の期限としていた8月末を待たずに、アフガンのガニ大統領は国外に逃亡。政権はもろくも崩壊した。あまりにも早い展開に米CNNは専門家の見解を報道。「責めを負うべきはバイデン大統」と批判した。

この専門家はCNNの国家安全保障担当アナリストのピーター・バーゲン氏。同氏は米シンクタンク「ニューアメリカ」の幹部で、アリゾナ州立大学の実務教授も務める。1993年以降、アフガンからの報道に携わっている。バーゲン氏は「宗教戦士の一群が奪い取った米国の軍用車両に乗り、米軍から訓練を受けた軍隊を打ち負かす。敗れた側は自分たちの戦力を戦わずして差し出す。どこかで聞いた話ではないか?」と前置き。「これは2011年の終わりに、米軍が撤退した後のイラクで起きたことだ。それから3年、過激派組織『イラク・シリア・イスラム国』(ISIS)の戦闘員の大軍は首都バグダッドのゲートからわずか数キロの地点に迫り、国内の主要都市の多くを奪取した」と続けた。

当時のオバマ政権によるイラクからの撤退を取りまとめたのは、副大統領だったバイデン氏。14年、ISISがイラクで民族浄化を開始し、米国人のジャーナリストや援助活動家を殺害するようになると、当時のオバマ大統領は決定を覆す。軍事支援を再開し、駐留米軍の規模を2900人にまで引き上げた。

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バーゲン氏は「米軍は完全に撤退する必要があったのだろうか?もちろんそんなことはない。イラクでは2500人の米軍要員が引き続き駐留している。今年初めの時点でアフガンにいた数と同じだ」と指摘。「バイデン氏は7月、イラク政府との間で同国内の米軍兵士の任務を事実上『非戦闘』に切り替えることで合意したと発表した。それでも彼らは引き続きイラクにとどまる。バイデン氏はアフガンについても同じ手法を取れただろうが、そうしなかった」と疑問視した。
https://www.recordchina.co.jp/b881143-s25-c100-d0059.html

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2001年9月11日(火)の朝、イスラーム過激派テロリスト集団アルカイダによって、アメリカ合衆国に対する4回の協調テロ攻撃によって2,977人が死亡、25,000人以上が負傷し、長期にわたる健康被害に加えて、少なくとも100億ドルのインフラ・財産の損害が発生したとされる。消防士と法執行官の犠牲者はそれぞれ343人と72人で、アメリカ史上最悪のテロ事件となった。またこの事件を契機としてアフガニスタン紛争 (2001年-)が発生した。

アフガニスタンで政権を握っていたタリバンは2001年、アメリカ主導の軍によってその座を追われた。だがここ数カ月間、攻勢を続け、ついに権力を奪還したと宣言した。アメリカは20年間にわたる戦争の末、9月11日までに完全撤収する方針でいる。その間、武装勢力のタリバンは主要都市を次々と制圧。首都カブールも支配下に置いた。

タリバンは2018年にアメリカと直接交渉を開始した。2020年2月には、カタール・ドーハでの和平交渉で双方が合意。米軍が撤収する一方、タリバンは米軍への攻撃をやめるとした。タリバン支配地域において過激派組織アルカイダなど武装勢力の活動を認めないことや、国内での和平交渉を進展させることも盛り込まれた。しかしタリバンはその後、アフガニスタン治安部隊や一般市民への攻撃を続け、国内各地で急速に勢力を拡大した。


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[ 2021年08月21日 08:19 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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