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外国人の売りでコスピ指数急落、為替相場も乱高下

外国人投資家による売りが9日連続続き、総合株価指数(コスピ)が2日連続で1%を超える下落を続けている。対ドルウォン相場も一時、年中最高値の1ドル=1180ウォンを超えた。

20日、総合株価指数(コスピ)は前日より1.20%(37.32ポイント)安の3060.51で取引を終えた。前日に1.93%下落したのに続き、同日も1%以上下がり、今年3月29日以降最も低い水準を記録した。コスダック指数も2.35%下落した967.90で取り引きを終えた。コスダック指数は2営業日連続で5.29%急落した。

有価証券市場から個人投資家が2714億ウォン分を買い付けたものの、外国人・機関投資家がそれぞれ2581億ウォンと146億ウォン分を売り、下落を主導した。外国人は今月9日から9取引日連続、売り越しを続けている。これは今年5月11〜24日以来3カ月ぶりのことだ。米国の早期緊縮への懸念が続いている上、中国人民銀行の融資優遇金利の据え置きや個人情報保護法の可決など、産業規制の影響を受け、中国証券市場まで下落した影響が大きかった。

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外国人による売りが相次ぎ、為替相場も乱高下した。同日、ソウル外国為替市場での対ドルウォン相場は、前取引日より3.4ウォン安ドル高の1ドル=1179.6ウォンで取引を終えた。一時1ドル=1180ウォンまでウォン安が進んだが、午後に入り上げ幅を縮めた。

NH投資証券のオ・テドン・リサーチセンター長は、「デルタ型変異株と米国のテーパリング(資産買入縮小)などで輸出と内需に対する懸念が反映されたものだ」とし、「来週ジャクソンホール(年次経済政策シンポジウム)ミーティングが終われば、緊張感が緩和し、9月には株価が反発する可能性がある」と見込んだ。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20210821/2870374/1

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米国のテーパリングの動きに韓国株式市場が反応した。景気がピークという見方とデルタ株拡大による不安感から「流動性祭り」が終わるかもしれないという懸念が市場に広がった。19日のKOSPI(韓国総合株価指数)は前日比1.93%(61.10ポイント)下落の3097.83で取引を終えた。KOSPIが3100を割ったのは4月1日(3087.40)以来。KOSDAQは下落率がさらに大きかった。前日比2.93下落の991.15だった。6月16日(998.49)以来2カ月ぶりに1000を下回った。

この日の株価急落を招いたのは外国人と機関の売り。外国人はKOSPI市場で3300億ウォン(約307億円)、機関は4100億ウォンの売り越した。特に外国人は9日から8営業日の間にKOSPIで8兆532億ウォンの売り越し。今年の売り越し額は29兆ウォンだ。KOSDAQ市場でも外国人は1490億ウォン、機関は1020億ウォンの売り越し。未来アセット証券のソ・サンヨン研究員は「流動性の力で値上がりしていた資産市場に、米国の資産購入縮小(テーパリング)可視化イシューが負担として作用した」と説明している。


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[ 2021年08月22日 08:24 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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