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韓国軍がSLBM開発を事実上完了、8番目の保有国に

軍が最近、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)開発の最終段階である潜水艦発射実験に成功したことが分かった。SLBMは、探知が難しい潜水艦から発射される代表的な戦略兵器で、戦場の地図を一変させる「ゲームチェンジャー」と呼ばれる。北朝鮮が昨年と今年、新型SLBMを公開し、韓米を脅かす非対称戦略兵器の開発に拍車をかける状況で、韓国も世界8番目のSLBM保有国となったのだ。

6日、防衛産業関係者によると、国防科学研究所(ADD)は最近、3千トン級潜水艦の1番艦「島山安昌浩(トサン・アンチャンホ)艦」からSLBMを発射する2度の非公開発射実験に成功した。特に、発射管から空気の圧力でミサイルを水面上に射出した後、ミサイルに点火するSLBMの核心技術「コールドローンチ(Cold Launch)」の作動に成功したという。関係者は、「今月半ば、3回目で最後の発射実験を終えれば、量産、実践配備の段階に入る」と伝えた。最後の発射実験は、忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)にあるADDの安興(アンフン)実験場の沖合で非公開で行われる予定だ。

通常、SLBMの技術開発は地上発射実験、水中発射実験、潜水艦発射実験の3段階で行われる。昨年末、地上発射実験に成功した軍は、潜水艦の代わりにバージ船を利用して、浅い海中でSLBMを発射する2段階の発射実験を今年終えた。6発のSLBMを搭載できる韓国軍の初の3千トン級潜水艦「島山安昌浩艦」が先月13日に就役し、関連技術の開発にスピードがついている。現在、米国、ロシア、英国、フランス、インド、中国、北朝鮮がSLBMの保有国だ。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20210907/2906530/1

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韓国海軍の初の3000トン級潜水艦「島山安昌浩」の就役式が、南部の慶尚南道・巨済にある大宇造船海洋の造船所で行われた。同艦は韓国の独自技術で開発され、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載する。来年8月ごろに実戦配備される予定だ。同艦は弾道ミサイルの発射管が6本ある垂直発射台を搭載しているとされる。ただ、軍は3000トン級潜水艦に垂直発射管が搭載されているかどうかや、SLBMを開発しているかどうかについて公にしていない。

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同艦は韓国の技術で設計・建造された「張保皐3」級バッチ1の1番艦で、韓国は米国、英国、フランス、日本、インド、ロシア、中国に次いで3000トン級以上の潜水艦を独自開発した8番目の国となった。バッチは同じ種類として建造される艦艇を意味する。潜水艦の頭脳の役割を果たす戦闘システムと感覚器官に当たるソナー(音波探知機)システムは国防科学研究所の主管で開発され、機動性を担う推進システムには国産の推進用モーターと充電用発電機を搭載した。全体の国産化率は76%となっている。

そんな中、昨年12月、インドネシアがフランスからラファール戦闘機48機を購入する方針であることが明らかになり、韓国に衝撃を与えた。インドネシアは韓国の次期戦闘機(KF-X)計画に共同開発国として参加しているが、ラファールの購入により、同計画から離脱する可能性が高まった。さらに、インドネシアは韓国製潜水艦の導入もキャンセルする可能性がある。インドネシアは、韓国が開発したジェット練習機をいち早く購入した得意先だが、インドネシアは第2次事業として1千400t級潜水艦3隻(1兆1千600億ウォン)を大宇に発注。これに従い、大宇はPAL造船所と3隻を共同で建造し2026年までに引き渡す計画だったが、この第2次事業は、契約金の支払いを含め、まったく進展が見られない。


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[ 2021年09月07日 09:21 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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