韓国外相、訪米中に「反中同盟は冷戦時代の思考」「中国が韓国に強圧的と思わない」と発言
韓国の鄭義溶外相は9月下旬、訪米中に「反中同盟は冷戦時代の思考」「中国が韓国に強圧的と思わない」などと発言した。一連の発言を韓国紙は「あきれた話」と断罪。「米国へ行き中国の肩を持った」「米国と中国を同等の価値で扱っているという点で問題が深刻」などと非難した。
中央日報によると、鄭外相は9月22日、米ニューヨークで開かれた米外交協会招請の対談会に出席。「中国が最近攻勢的な姿を見せている」という司会者の指摘に「経済的に一層強くなっているので当然だ」と評価した。続いて「20年前の中国ではない」とし、「われわれは中国が主張したいと思っていることに耳を傾けるよう努力しなければならない」とも述べた。 司会者が日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国を「反中ブロック」として規定しようとすると、鄭外相は「それは中国の人たちが言うように冷戦時代の考え方」と批判。「中国が強圧的とさまざまな国が懸念を示しているが、中国が韓国にはそのようにしているとは思わない」と話した。
同紙は鄭外相の発言について「中国が韓国に強圧的でない?あきれた話だ。鄭外相は2016年に韓国がTHAAD(高高度迎撃ミサイル)配備を決めて中国がどのように出たのか努めて忘却しているようだ」と指摘。「当時、中国政府は限韓令を出し、K-POPやドラマ、芸能など韓国の文化商品輸入を全面中断させ、中国に進出した韓国企業に不買運動などによる全方向の圧迫を加えた。慶尚北道星州にTHAAD用地を提供したロッテグループは中国で大々的な税務調査を受けたりもした」と言及した。
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さらに「鄭外相の認識は米国と中国を同等の価値で扱っているという点で問題が深刻だ。米国は個人の自由と人権が保障された民主国家で、中国は共産党一党独裁の全体主義国だ。香港民主化弾圧で現れるように民主共和国である韓国の精神は共産党の理念とは相容れない」と強調。「今の中国は周辺国や全世界を『中華的秩序』に編入しようとする膨張主義路線を歩んでいる。そうする中で中国の脅威を感じた国々が米国に助けを求めて生まれたのが(日米豪印の)クアッドと(米英豪の)オーカスだ」と説明した。
https://www.recordchina.co.jp/b883133-s25-c100-d0059.html

中国と韓国は、国交正常化記念日の8月24日、元・現職の高官と専門家で構成された「中韓関係未来発展委員会」を発足した。「中韓関係未来発展委員会」は、両国の外相による合意事案を受け、来年の国交正常化30周年を迎え、今後の両国関係の発展のロードマップを用意するための協議体となる。米国の対中戦略の競争激化と民間における否定的な相互認識の広がりにより、難しい局面に置かれている中韓関係にとって、極めて時期適切かつ必要な試みと自国メディアは評価している。
だが、THAAD(高高度ミサイル防衛体系)問題から続いている現在の難局も、米国の対中牽制と北朝鮮の核高度化によって始まったことだ。これまで、中国は北朝鮮との伝統的な友好関係と韓国との戦略的協力パートナー関係を、韓国は「安米経中」(安保は米国、経済は中国と協力)と「戦略的あいまいさ」を通じて、最大限のバランスを探りながら今日に至っている。今後は、二者択一という時代錯誤の方法論に回帰することよりも、新たな均衡点を模索していく方が、両国の共同利益に合致する。
がしかし外交力が求められるわけで、外交力の弱い韓国政府で、どこまで進展があるのかは、今まで見ても難しいとみる。韓米同盟と語っている間は、中国は韓国に対し、態度を軟化することは無い。
中央日報によると、鄭外相は9月22日、米ニューヨークで開かれた米外交協会招請の対談会に出席。「中国が最近攻勢的な姿を見せている」という司会者の指摘に「経済的に一層強くなっているので当然だ」と評価した。続いて「20年前の中国ではない」とし、「われわれは中国が主張したいと思っていることに耳を傾けるよう努力しなければならない」とも述べた。 司会者が日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国を「反中ブロック」として規定しようとすると、鄭外相は「それは中国の人たちが言うように冷戦時代の考え方」と批判。「中国が強圧的とさまざまな国が懸念を示しているが、中国が韓国にはそのようにしているとは思わない」と話した。
同紙は鄭外相の発言について「中国が韓国に強圧的でない?あきれた話だ。鄭外相は2016年に韓国がTHAAD(高高度迎撃ミサイル)配備を決めて中国がどのように出たのか努めて忘却しているようだ」と指摘。「当時、中国政府は限韓令を出し、K-POPやドラマ、芸能など韓国の文化商品輸入を全面中断させ、中国に進出した韓国企業に不買運動などによる全方向の圧迫を加えた。慶尚北道星州にTHAAD用地を提供したロッテグループは中国で大々的な税務調査を受けたりもした」と言及した。
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さらに「鄭外相の認識は米国と中国を同等の価値で扱っているという点で問題が深刻だ。米国は個人の自由と人権が保障された民主国家で、中国は共産党一党独裁の全体主義国だ。香港民主化弾圧で現れるように民主共和国である韓国の精神は共産党の理念とは相容れない」と強調。「今の中国は周辺国や全世界を『中華的秩序』に編入しようとする膨張主義路線を歩んでいる。そうする中で中国の脅威を感じた国々が米国に助けを求めて生まれたのが(日米豪印の)クアッドと(米英豪の)オーカスだ」と説明した。
https://www.recordchina.co.jp/b883133-s25-c100-d0059.html

中国と韓国は、国交正常化記念日の8月24日、元・現職の高官と専門家で構成された「中韓関係未来発展委員会」を発足した。「中韓関係未来発展委員会」は、両国の外相による合意事案を受け、来年の国交正常化30周年を迎え、今後の両国関係の発展のロードマップを用意するための協議体となる。米国の対中戦略の競争激化と民間における否定的な相互認識の広がりにより、難しい局面に置かれている中韓関係にとって、極めて時期適切かつ必要な試みと自国メディアは評価している。
だが、THAAD(高高度ミサイル防衛体系)問題から続いている現在の難局も、米国の対中牽制と北朝鮮の核高度化によって始まったことだ。これまで、中国は北朝鮮との伝統的な友好関係と韓国との戦略的協力パートナー関係を、韓国は「安米経中」(安保は米国、経済は中国と協力)と「戦略的あいまいさ」を通じて、最大限のバランスを探りながら今日に至っている。今後は、二者択一という時代錯誤の方法論に回帰することよりも、新たな均衡点を模索していく方が、両国の共同利益に合致する。
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連絡先 monma@asahinet.jp
中国の支援で立て直し中。米軍撤退、韓国防衛力低下、
北はそこを計算しているだろう。米中対立は北には
追い風。
中国が直接韓国に手を出すことはない。そこは、韓国も
北朝鮮も読める。韓国は、自分の敵はどこなのか、
読めているだろうか。