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「新車品薄」に中古車輸出が好況、昨年より48%増=韓国

車両向け半導体の不足で新車の生産と販売が伸び悩む中、中古車の輸出が好況を迎えている。中古車の輸出規模と取扱量ともに大きな成長を見せている。

4日、関税庁や仁川(インチョン)港湾公社などによると、今年8月までの中古車の輸出台数は33万1559台で、昨年同期の22万4660台より47.5%多かった。同期間、中古車の輸出台数の大半である乗用車は26万1847台で、2020年の17万5293台はもちろん、2019年の22万9444台を大きく上回った。中古車業界は、今年400万台突破の可能性が高まっている韓国内取引に続き、輸出もかつての最高値である46万8829台(2019年)を上回ると見ている。一方、新車は半導体の不足で、現代(ヒョンデ)自動車、起亜(キア)、韓国GMの生産支障が続き、9月の海外販売は昨年同期より15.2%減るなど、消費者が手に入らない状況が深刻化している。

中古車の輸出市場は昨年、新型コロナの拡大で取引が振るわなかった。消費心理の萎縮や取引関係者らの移動減少のためだ。しかし、今年は新型コロナ以前をしのぐ好況を享受している。今年8月までの輸出金額は13億399万ドル(1兆5478億ウォン)で、9月中に2019年の年間記録の13億8815万ドルを上回るものと見られる。韓国の中古車輸出台数の90%が行き来する仁川港は、今年1~8月に自動車運搬船153隻が入港し、123隻だった2019年の記録を上回った。

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中古車業界は、国産車の性能と利便仕様が大幅に改善された2010年代の発売車種が中古車市場に増え、排気量が1500~2000ccの小型車種が今年の中古乗用車輸出の65%に達するなど日常生活に欠かせない車が多いことを輸出好況の要因に挙げる。輸出はリビア、チリ、ヨルダン、トルコ、エジプトなどのアフリカ、中南米、中東を中心に136カ国で取引された。

中古車市場の好況は世界的現象だ。日本中古車輸出協同組合によると、日本の今年1~7月の中古車輸出は71万1254台で、昨年同期より26.2%多かった。日本は世界で25%しかない右側ハンドルを採用した国を積極的に攻略し、毎年100万台以上の中古車を輸出している。仁川港湾公社は、中古車の輸出好況に合わせて中古車の野積場をさらに確保し、円滑な中古車輸送のための道路開設などの支援に乗り出した。
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韓国の中古車輸出は1990年代初めから始まった。自動車生産施設がない中東や東南アジア地域で起亜自動車の「ソレント」「フロンティア」などが人気を得て韓国製自動車の認知度が高まった。その結果、2016年の韓国の中古車輸出相手国は155カ国で、世界240カ国のうち65%を超えた。韓国の中古車輸出が揺らぎ始めたのは2013年からだ。2大市場である中東とロシアが政情不安、輸入規制、自国通貨の切り下げなどにより景気低迷に陥ったためだ。特に中東地域では2012年にリビアが内戦で、イラクがテロで経済状況が悪化した。年式規制強化と関税引き上げも輸出の障害になった。

だがその後次第に回復し、韓国は年間20万台から50万台の間で推移している。100万台を超えている日本と比べると韓国の市場規模は小さい。2011年から2020年の10年間で日本からは1,173万台の中古車が輸出されたが、韓国は315万台であり、日本の3分の1以下の規模となる。中古車輸出は、為替レートや仕向地の状況に左右される。韓国からの電動車の中古車輸出については、年々増加しており、2020年は対前年比が263%である。ただし、それでも2020年の数量は千台も満たない。日本の2020年の実績は15万台弱であるため、韓国は日本の1%にもならない。

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[ 2021年10月05日 09:16 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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