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韓国経済が「ウォン安とドル不足」に大苦悩

足許、天然ガスや石炭、原油などエネルギー価格の上昇で世界的にインフレ懸念が高まっている。韓国やわが国にもその影響が押し寄せつつある。 外国為替市場では米金利の上昇観測を背景にウォンが売りこまれる場面がみられる。 アジア通貨市場の中でも、円と並んで米ドルに対するウォンの為替レートの下落幅は大きい。

その状況下、韓国の中央銀行である韓国銀行は、11月の追加利上げの可能性に加えて、為替介入を行う考えを示した。 それは、ウォン安に対する韓国銀行の危機感の高まりを意味する。 ウォン安が輸入物価を上昇させインフレが一段と進行し、韓国の経済にマイナスの影響が及ぶとの懸念がある。年初来、韓国の輸入物価の上昇ペースは、過去と比較してもやや急だ。 それに加えて、韓国経済が慢性的なドル不足を抱えてきたことも、韓国銀行がウォン安への危機感を強める要因の一つだろう。 本来であれば、家計の債務残高が増加する中で韓国銀行は慎重に金融政策を運営したいはずだ。

しかし、韓国銀行にとって、そのゆとりはなくなりつつあるように見える。6月後半以降、外国為替市場では米ドルに対するウォンの下落が鮮明だ。 10月に入るとウォン安は加速し、一時は1ドル=1200ウォン台まで下落した。 10月12日に韓国銀行が為替介入を実施する可能性に言及したため、一時的にウォン安に歯止めがかかったが先行きは楽観できない。 米中経済の減速懸念が高まる中、韓国は物価が上昇すると同時に、景気が減速するというかなり異例な経済環境を迎える可能性が高まっている。

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ウォン安の主な要因として、米金利上昇による米韓金利差の縮小と、韓国経済の減速懸念の高まりが指摘できる。 まず、米国経済では経済活動の再開に伴う人手不足や物流のひっ迫、供給制約などを背景とした世界的なエネルギー資源価格の高騰などによって、連邦準備制度理事会(FRB)の想定以上に物価が上昇している。

早ければ11月にFRBはテーパリングを開始し、2022年には利上げが実施される可能性が高まっている。 それによって、米韓の金利差は縮小に向かう可能性がある。韓国にとって最大の輸出先である中国経済の減速、韓国の主要輸出品目であるDRAMや液晶などのパネルの価格下落、およびエネルギー資源価格の上昇などを背景とする韓国国内でのインフレ懸念の上昇も景気の減速懸念を高める要因だ。 韓国が慢性的なドル不足を抱えていると考えられることも軽視できない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a43ab6340bf2051a7221ca0da8c0f13c24f28570

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韓国銀行(中央銀行)の李柱烈総裁は12日の記者会見で、対ドルで韓国ウォン安が続いていることについて「必要に応じて市場の安定を図る」と述べ、介入の可能性を示唆している。国際原油価格の高騰で、米ドル対ウォン相場が約1年2カ月ぶりに一時1200ウォン(約114円)を超えるなど、金融市場が再び大きく動揺した。12日、ソウル外国為替市場での米ドル対ウォン相場は、4.2ウォン上がった(ウォン安ドル高)の1198.8ウォンで取引を終えた。同日、韓国銀行(韓銀)が基準金利の据え置きを発表した後、午前に一時1200.4ウォンまで高騰した。

国際原油価格が7年ぶりに1バレル=80ドルの大台を突破した影響が大きい。11日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)価格は取引終了時点で1.47%上昇した80.52ドルを記録し、2014年10月31日以来初めて80ドルの大台を突破した。エネルギー価格の上昇によるインフレへの懸念が再び高まり、安全資産であるドルが注目され、ウォン安が進んだ。原油価格の上昇傾向は、需給不均衡により年末まで続くと予想されている。北半球の冬季が近づき需要は増加しているのに、産油国はさらなる増産の保留を固守していることが背景にある。

エネルギー危機が長期化した場合、インフレへの圧力が上昇し、消費低迷や企業業績の悪化によって景気回復が阻害される可能性が高い。一部では物価高騰にもかかわらず景気低迷が続くスタグフレーションにつながりかねないと警告している。だが世界経済が1970年代のような深刻なスタグフレーションに直面する可能性はそれほど高くないというのが大方の予想だ。

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[ 2021年10月18日 08:37 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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