韓国経済News

韓国の輸出額と輸入額を合わせた貿易額が過去最短期間で１兆ドルを突破した。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で貿易額は９８０１億ドルと１兆ドルに満たなかったが、１年で劇的な反騰を成し遂げた。

産業通商資源部と関税庁が２６日に明らかにしたところによると、この日午後１時５３分基準で輸出額は５１２２億ドル、輸入額は４８７８億ドルで貿易額１兆ドルを突破した。今年貿易額１兆ドルを達成するのにかかった時間は２９９日だ。貿易統計を集計し始めた１９５６年以降の６５年で最も速く貿易額１兆ドルを超えた。

これまで貿易額１兆ドル達成が最も速かったのは半導体の長期好況があった２０１８年の３２０日だった。今年はそれより２１日早かった。他の国と比較した貿易規模も９年ぶりに８位を記録した。昨年の９位より１段階上昇した。現在の流れが続くならば今年の年間貿易規模でも過去最高の更新は確実にみえる。韓国の貿易は２０１１年から２０１４年、２０１７年から２０１９年の合計７回１兆ドルを達成した。今年の貿易額が大幅に増えたのは最近新記録を続けている輸出によるところが大きい。実際に輸出額は２０日に５０００億ドルを超え５年連続５０００億ドルを突破した。これまでの輸出最高記録は２０１８年の６０４９億ドルだが、今年はこの記録を超える可能性が大きい。

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輸出が良い成績を出しているのは高まった韓国製造業の競争力のためという分析が多い。半導体好況で最大輸出実績を出した２０１８年と違い今年は半導体だけでなく造船、スマートフォンなど他の主力産業の善戦も一役買った。特に長期不況に陥っていた造船は親環境船舶に対する需要が増え、今年１～５月基準で輸出額が４年ぶりに世界１位を記録した。
https://japanese.joins.com/JArticle/284235?servcode=300§code=300



韓国の今年の年間貿易額が過去最短で1兆ドル（約1140億円）を突破した。韓国の年間貿易額は2011～14年と17～19年の計7回1兆ドルを突破したが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で1兆ドルを割り込んだが、今年に入って急速に回復して再び1兆ドルを突破し、この傾向が続けば、今年の年間貿易額は過去最高を更新する見通しだ。

貿易額の増加は輸出の好調が要因で、今年の年間輸出額は今月20日に5000億ドルを突破。5年連続での5000億ドル超えを達成し、年末までに6000億ドルを超え、過去最高を更新する可能性が高い。　特に半導体がけん引したが、過剰輸出となる要因でもあるわけで、今後は在庫調整に入るはず。従って、来年まで調整される事を考慮すれば、喜ばしいとは言い難い。

一方で、中小企業や中堅企業の躍進も全体の輸出額を押し上げたと報じている。1～9月の中小企業の輸出額は累計で853億ドルとなり、過去最高を記録し、特にK―POPなど韓流人気の影響で、中小・中堅企業の輸出割合が高い農水産食品、化粧品など消費財の輸出が大きく膨らんだとした。

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