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韓国造船業界、業績好調にも株価の低迷続く

造船業界大手の韓国造船海洋が、市場予想を上回る実績成績表を出した。主な原材料である鉄板を予想より低い価格で調達できたうえ、為替など対外環境も追い風になっている。悪材料を払拭し、前に進むだけというのが会社側の見通しだが、株価には反映されていない様子だ。

韓国造船海洋が28日発表した今年第3四半期の経営実績によると、売上高は3兆5600億ウォン(約3450億円)で昨年第3四半期に比べて3%増加し、営業利益は1400億ウォン(約135億円)で248%増えた。現代重工業グループの造船中間持株会社である同社の実績には、世界1位の造船会社の現代重工業はもちろん、現代三湖重工業、現代尾浦造船のグループ造船3社の実績が含まれる。

これは当初、証券街の予測より良い実績だ。市場では、韓国造船海洋が第3四半期に小幅な営業損失を出し、赤字に転じると予想されていた。利益改善の主な要因となったのは、規模拡大よりはコストの減少や外部環境の影響だ。一例として、最近のウォン安による利益が約1800億ウォン(約175億円)発生した。造船会社は輸出企業であるため、外貨では同額でもウォン安になれば、ウォンに換算した利益が増える。 また、船舶の建造に使う厚板(鋼鉄板)価格の高騰を予想し、予め費用に反映した原価引き上げ分のうち、600億ウォン(約58億円)が第3四半期の営業費用から除外されたのも、利益の増加に一役買った。前四半期に鉄板価格上昇による費用予想増加分9千億ウォン(約870億円)程度をあらかじめ反映したが、実際ポスコなど鉄鋼会社からこれより安い価格で厚板を仕入れたのだ。

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今後、業績がさらに好転するだろうという期待も高まっている。最近、コロナ禍からの回復による物流増加や海運運賃の上昇などで超大型コンテナ船などの発注が急増し、造船会社の受注と船舶建造価格がいずれも好調を見せているからだ。 実際、現代重工業など韓国造船海洋の子会社らは、今年に入ってから現在まで、グローバル船社から船舶199隻を受注した。受注額は177億ドルで、今年の年間目標値を24%超過達成した。建造期間を念頭に置けば、2024年までに3年分の仕事を確保したことになる。

ただ、最近の受注物量が実際の実績に反映されるまでは時差が存在する。船舶受注から建造までは通常1~3年程度かかり、最近受注したものも今後の工事状況に応じて実績に分けて反映される予定であるからだ。現在の売上と営業損益はほとんどコロナ禍などの影響で、低価格で受注した過去の契約に基づいている。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/41541.html

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そもそも韓国造船業の低迷で、雇用維持政策として公的資金を投入し、船舶価格を下げて受注したわけで、受注するほどに赤字となる。それを覚悟で税金投入したわけである。またそれ以上に雇用維持を優先したため、世界の造船業界において、韓国政府による船舶価格の下落は、厄介な問題を引き起こした。

また韓国造船の為替損益分岐点が、1ドル1125ウォンと、一番厳しい産業となるだけに、ウォン安を背景に成長してきた造船業にとって低価格競争での受注の継続は破綻を意味する。現在のウォン安は経済成長しての為替ではなく、通貨危機を起こす可能性の高い世界経済低迷下での為替であるから、なお厄介となる。

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[ 2021年10月29日 08:27 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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