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韓国、建設機器・バスまで尿素水「非常事態」…「半月ほどで底をつく」

尿素水供給難が長期化する場合、物流現場はもとより、建設現場や公共交通にまで、あらゆる分野へと被害が広がる恐れが高まっている。 9日に国土交通部が把握した省庁管轄の尿素水を必要とする車両は、物流業界の営業用貨物車55万台、建設業界の建設機械17万台、公共交通機関のバス2万台の計74万台あまり。車両ごとに尿素水の必要量は異なるが、昨年の車両用尿素の輸入量が8万トンであることを考慮すると、年間の尿素水の需要量は22万トン程度とみている。 営業用貨物車にとどまらず、建設機械での需要量も少なくないことから、尿素水供給難が物流のみならず、建設現場にも影響を及ぼす可能性が高いのが現状だ。

全国で登録されている建設機械27種53万台中、2015年以降に生産され、尿素水を使用する車両は17万台。17万台の中では掘削機が7万台と最も多く、フォークリフトが5万台、ダンプが2万台、タンクローリーが1万台。特に掘削機は2~3日で10リットル入り1本を使い切り、建設機械の中でも使用量が多い。フォークリフトは月に2本ほどと、必要量が相対的に少ない。国土部がひとまず建設機械協会などを通じて業界の事情を把握したところ、工事中断などの被害が発生したところはまだない。業界関係者は「在庫は十分ではないが、冬季には建設機械の需要が減るため、業界では11月までは持ちこたえようという雰囲気」と述べた。

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5万台あまりの全国の路線バスのうち、尿素水を使用する車両は2万台あまりと推計される。国土部が把握したところによると、バス会社が確保している尿素水の在庫は1カ月分ほど。尿素水供給難が長引けば、バスの運行削減のような事態を招きかねない。

建設資材を生産するセメント・生コン業界も非常事態に陥った。セメントは天然の石灰石を焼成炉に入れて超高温で加熱して作られるが、この過程で発生する莫大な量の窒素酸化物を除去するために尿素水が使われる。韓国のセメント業界が使う尿素水は月1万2000トンあまり、年間で約15万トンに達する。業界は、今月末までは生産設備が稼動中止になる事態には至らないと予想しているが、尿素水供給難が長期化すれば生産に支障を来たすと憂慮している。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/41642.html

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尿素水はバスやトラックなどディーゼルエンジンが出す排気ガスの中の窒素酸化物の浄化に欠かせず、今後、市バスや物流、ごみの収集など市民生活にも影響が及ぶとしている。韓国は「尿素」の6割以上を中国からの輸入に依存していて、中国政府が輸出を事実上、制限したことで問題が表面化した。こうした状況に文在寅大統領も「需給管理に万全を期してほしい」と対応を指示する事態となっているが、尿素の供給は中国頼みで具体的な解決策は見つかっていない。

中国が豪州との「石炭紛争」により自国内の尿素生産量が減少し、供給が逼迫するなかで、輸出制限措置を講じたため、韓国がその影響をまともに受けた。日米ではそもそもディーゼルエンジンの比率が低く、欧州では尿素の対中依存度が低いために問題視されていないが、今の韓国には不可欠な尿素水だけに、その影響はまともに受けそうだ。

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[ 2021年11月10日 08:19 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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