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半導体不足による世界的な自動車価格の上昇傾向、来年も続く見通し

昨年から続いた世界的な自動車価格の上昇傾向が、来年も続くという予測が出た。車両向け半導体の不足による生産支障や原材料価格の上昇による製造コストの負担などのためだ。

韓国自動車研究院は6日、「自動車価格の上昇現象分析」と題した報告書を通じ、昨年下半期(7~12月)から米国をはじめ、世界各地で自動車価格が高騰していると分析した。米新車の平均取引価格は、今年9月基準で4万5000ドル(約5300万ウォン)と、1年間で約12%値上がりした。中古車売物の平均価格は、先月基準で2万9000ドル(約3400万ウォン)と、約1年で29%上昇した。新車供給の遅れは中古車価格の上昇を招いた。欧州の10月の中古車売物の平均価格は年明け比28%上がり、同期間、日本は中古車の競りの価格が11%上昇した。

韓国では、国産車の新車価格はまだ大きくないが、輸入車は販売価格が上昇したり販売会社の割引などが減る傾向を示している。特に中古車の場合、一部の新車需要を吸収し、新車より高い価格で販売される逆転現象も起きている。

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同報告書は、上昇傾向にある自動車や電気自動車バッテリー素材の国際価格に主要国の物流費用や人件費の上昇が加わり、自動車価格の引き上げ圧力は短期間で解決されないものと分析した。昨年1月比アルミやマグネシウムの価格は、先月基準でそれぞれ49%と146%上昇した。バッテリーのコア素材であるリチウム価格は、同期間249%上昇した。韓国国内でも最近、現代(ヒョンデ)製鉄やポスコが自動車メーカーに供給する鋼板価格を、1トン当たり12万ウォン引き上げるなど、原材料価格が徐々に値上がりしている。

研究院は、「自動車メーカーの場合、販売台数の減少やエコカーの研究開発投資などによる財務的負担が増え、韓国内でも年式変更とともに自動車価格の引き上げが予想される。生計型運転手や庶民の負担を減らすため、新車に課される個別消費税などの税制見直しや、電気自動車補助金のロードマップ関連論議が再現する可能性がある」と見通した。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20211207/3071843/1

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来年の新車価格が、今年より5%程度上がる見通しだ。半導体の供給難による生産支障、原材料価格の上昇による製造原価の上昇などが重なったことが影響した。電気自動車も原価の30%を占めるバッテリー価格の上昇で、価格引下げが難しいと観測される。 世界の完成車市場でも来年から車の価格が全方位的に急騰する「カープラスインフレーション」が本格化する見通しだ。 業界によると、現代自と起亜自の来年の新車価格は、平均3-5%上昇するという。韓国内外のほかのメーカーの事情も同様だ。年式と部分·完全変更した新車を発売する際、価格が通常1%、多くて2%程度上がった以前と比べると大幅な上昇だ。 業界では車種別に150万~400万ウォン上がると見ている。

自動車価格が値上がりする最大の理由は、車体の基本となる鉄鋼材の値上げだ。現代製鉄やポスコは最近、現代車に供給する自動車鋼板の価格を1トン当たり12万ウォン引き上げたという。原材料価格の上昇がそのまま自動車鋼板に転嫁されているとした。また半導体の供給難に、新車供給が需要に及ばない状況も自動車価格を押し上げている。新車出庫が3か月から最高1年以上遅れているが、消費者は我関せずで車両の契約をしている。コロナの別の変異であるオミクロン拡散による運送大乱と重なり物流費用が上昇すると予想される点も、自動車価格を押し上げる間接要因となる。


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[ 2021年12月07日 09:18 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
実は、増収増益
半導体不足というが、自動車業界の実態の話は
タブーにされているようだ。表には出てこない。

自動車生産台数は横這いないし微減だが、
業績は好調で、トヨタもヒュンダイも増収増益。
どういうことか、推察すると、ひとつは平準生産。
お客を並ばせて、メーカーのペースで順繰り作る。
もうひとつは供給不足気味に見せかけて、値引きを
抑える。つまり、押し込んで値引きして売る、という
商売をやめたようだ。
[ 2021/12/07 15:04 ] [ 編集 ]
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