韓国経済News

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
   
韓国経済 韓国社会 韓国政治韓国芸能 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済News TOP  >  韓国経済 >  韓国経済副首相、CPTPP加入に向け手続き開始

韓国経済副首相、CPTPP加入に向け手続き開始

韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)経済副総理兼企画財政部長官が13日、「政府は包括的および先進的なTPP協定(CPTPP)加入のための世論を聞いて社会的な議論に着手する考え」と明らかにした。韓国がCPTPP加入のための手続きを開始したことを意味する。

洪副首相はこの日午前、政府ソウル庁舎で開かれた第226回対外経済長官会議でこのように述べた。韓国政府は昨年、世界最大規模の自由貿易協定(FTA)である地域的な包括的経済連携(RCEP)を締結した後、CPTPP加入に向けた準備をしてきた。このためCPTPPで要求される規範のうち▼水産補助金▼デジタル通商▼国営企業▼衛生検疫の4大通商分野に関する国内の制度整備を進めた。

洪副首相は「最近、中国・台湾のCPTPP加入申請、RCEP発効(2022年初め)などアジア太平洋地域内の経済秩序の変化が活発に展開されていて、これ以上CPTPP加入に関する政府部処間の議論にとどまるのは難しい状況」とし「貿易・投資拡大を通した経済的・戦略的価値、我々の開放型通商国家としての地位などを総合的に考慮し、CPTPP加入を本格的に推進するために多様な利害関係者との社会的議論に基づき関連手続きを開始する」と強調した。
https://japanese.joins.com/JArticle/285628

スポンサードリンク


韓国政府は13日、日本を含む11か国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定の加入の申請を目指す方針を表明した。今後、国内での本格的な議論を経て、関連の手続きを開始するとした。ホン副首相は、政府としてこれまでTPPに関連した国内制度の整備などを進めてきたと説明したうえで「中国や台湾の加入申請など、アジア太平洋地域の経済秩序の変化が活発な中で、TPP加入に関して政府の部署間だけの協議にとどまるのは難しい状況になった」と述べている。

2021-12-14-k001.jpg

そのうえで「TPP加入への本格的な推進に向けて、社会的な議論をもとに関連の手続きを開始する」と述べて、今後、国内での議論を経て関連手続きを開始する。輸出立国の韓国としてはTPP加入が必須に思われがちだが、一方で慎重論も根強い。特に対日輸入増加による国内製造業への影響、農産品市場の追加開放による国内農業への影響、が危惧されている。前者について、韓国経済新聞は、「日本は相当数の工業製品の関税が既に無税で、TPP11に加入すると、韓国が一方的に市場開放することになる。特に、自動車産業では、現在8%の完成車の関税を引き下げると、日本車による国内市場浸食が進展し得る」と報じている。


関連記事

[ 2021年12月14日 08:11 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp