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韓国の輸出は過去最高なのに貿易収支は赤字

韓国の輸出が過去最高を記録する中、貿易収支は赤字となる異例の状況が生じている。韓国産業通商資源部によると、昨年12月の輸出は607億ドルで2カ月連続で600億ドルを超えたが、貿易収支は前月の30億ドルの黒字から5億8600万ドルの赤字に転落した。貿易収支の赤字は2020年4月以来1年8カ月ぶりだ。

輸出と貿易収支の動向が逆行する要因は「価格」だ。サプライチェーンの崩壊と需要増による急激なインフレで商品が高く売れるようになり、輸出額が大幅に増えたものの、同時に原油・ガスなどの原材料、部品・素材も値上がりし、利ざやが縮小した格好だ。11月の輸入物価上昇率(35.5%)は輸出物価上昇率(25.5%)を圧倒した。SK証券のアナリスト、アン・ヨンジン氏は「輸出指標だけをみて楽観せず、世界的な景気の流れを見ることが重要だ」と指摘した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/01/14/2022011480096.html

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韓国の場合を見てみる。経常収支の内容は、主に四つ。
①貿易収支(通関統計における輸出から輸入を引いたもの)
②一次所得(国外から得た利払いや配当から、国外に支払った利払いや配当)
③二次所得(事実上の対外援助金)
④サービス収支(知財や海外旅行収支等の物品・配当金以外のサービスの収支状況)

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過去を見れば、韓国の貿易収支は黒字。これは単に国内需要よりも生産力が大きいので海外に物品を輸出し、結果、所得が大きくなっている『黒字』であって、正確には『生産力過剰』を意味している。特に重要なのは、一時所得。日本のように一次所得が黒字ということは海外からカネが入ってくるという意味で、その中身は拙文・第15話に相当する。 一方、韓国の赤字の内容は『政府予算の赤字』だ。韓国の税収入による政府財源は大体15兆円前後。増減が大きいので数字自体は意味がないが、問題は政府予算(=支出)がその倍以上の30-40兆円相当ということだ。税収分と同じ程度に政府予算が足りない。

韓国の場合、国内の金融機関が絶望的に脆弱で、この不足分の国債を韓国国内で消費することが出来ない。なので外国人投資家に頼るしか無い。赤字が外債なだけでなく、政策予算の過半が外債となる。今の状況では、負債増に内需縮小だけでなく、大手外資系企業が韓国離れし始めているわけで、企業は生き残りに徹している。 韓国は、風前の灯状態に変わりはない。

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[ 2022年01月17日 08:27 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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