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コロナ停滞は終わった?…韓国経済、昨年4%成長で11年ぶり最高

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波で2020年0.9%後退した韓国経済が昨年は4%の反騰に成功した。25日、韓国銀行(韓銀)は2021年10-12月期実質国内総生産(GDP)成長率(直前四半期比・速報値)が1.1%と集計されたと発表した。

四半期別の成長率を調べると、2020年には新型コロナの発生と共に1-3月期(-1.3%)・4-6月期(-3.2%)にマイナスを記録した。だが、7-9月期(2.2%)・10-12月期(1.1%)、2021年1-3月期(1.7%)・4-6月期(0.8%)・7-9月期(0.3%)・10-12月期(1.1%)まで6四半期連続で成長を継続した。これに伴い、昨年の年間GDP成長率は4%と集計されたが、韓銀の展望値と同じで2010年6.8%以降11年ぶりに最も高い水準だ。

10-12月期の成長率を部門別でみると7-9月期に新型コロナ第4波と供給ボトルネック現象などで減少(-0.2%)していた民間消費が再び増加傾向(1.7%)に転じた。建物建設・土木建設が増加したほか、建設投資も2.9%増えた。 だが、設備投資は機械類を中心に0.6%減少して7-9月期(-2.4%)に続き2四半期連続で減少傾向を示した。輸出は半導体・石炭・石油製品などを中心に4.3%、輸入は原油・化学製品中心に4.3%それぞれ増えた。政府消費も物件費、健康保険の給与費支出などの影響で1.1%増加した。

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経済成長率に対する民間消費寄与度は0.8%ポイントである反面、設備投資は-0.1%ポイントだったが、これは民間消費が成長率を0.8%ポイント引き上げたが設備投資が0.1%ポイント押し下げたという意味だ。建設投資(0.4%ポイント)、純輸出(0.2%ポイント)、政府消費(0.2%ポイント)なども成長率を高めた。

業種別成長率は▼建設業2.2%▼農林漁業1.3%▼サービス業1.3%▼製造業1.1%--などと集計され、電気・ガス・水道業は0.8%の逆成長となった。昨年10-12月期の実質国内総所得(GDI)は実質GDPの成長(1.1%)にもかかわらず、交易条件の悪化で0.5%減った。昨年の年間実質GDI増加率(3%)も原油価格の上昇などに伴う交易条件の悪化のため実質GDP成長率(4%)を下回った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2d01e7d7b39746dec6bdad94c745dbcbdb5d0c2

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韓国銀行(中央銀行)が25日発表した10-12月期の国内総生産(GDP)は前期比1.1%増と、エコノミストの予想と一致した。前年同期比では4.1%増加。2021年の年間成長率は4%と、10年以来の高い伸びとの韓国中銀の予測通りとなった。中銀は昨年8月の引き締めサイクル開始後に政策金利を3回引き上げており、インフレ懸念の高まりを受け、さらなる利上げの可能性を示唆している。韓国が0.25ポイント利上げ、インフレ懸念強まっている。

輸出は4.3%増と伸びが加速。民間消費は1.7%増。それまでの制限が緩和され、一部の累積需要が解き放たれた。ただ、その後はオミクロン株の拡散と感染者数急増で活動が再び抑制されている。



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[ 2022年01月26日 07:42 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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