弱まる韓国の「借金して投資」ブーム…融資自制、預金と積金が増加
この2年近く韓国社会を沸かせた「資産投資ブーム」は幕を下ろすのだろうか。借金してでも投資しなければならないと言われていた積極的な投資ブームには、明確な変化が見られる。不動産、株、コインなどの投資資産の価格を支えていた超低金利の流れが止まったことで、さらなる融資と投資を自制し、できるだけ貨幣性資産を確保しようという様子見の姿勢がはっきりと表れている。 金の流れが変わったことで、投資家の行動に変化が起きているということだ。これについて一部では、市中の資金が危険資産から安全資産へと移動することを意味する「リバース・マネームーブ」現象だと指摘する向きもある。遅れて投資ブームに乗り、損失を被って身動きが取れなくなっている人も少なくない。
昨年下半期から徐々に下降曲線を描いてきたKOSPI(韓国総合株価指数)は、この1カ月で11%も暴落した。一時は2600台を割り込む場面もあった。上昇を謳歌していた不動産市場も、今年に入って様変わりしている。ソウルのマンション売買価格は昨年末から上げ幅が縮小していたが、先月24日現在の週間平均価格は対前週比で0.01%下落した。2020年5月25日以来1年8カ月ぶりの「平均価格の下落」だ。このような資産市場の雰囲気の反転は、予想より激しい物価上昇や資産価格バブルへの批判に対応し、米国などの主要国の中央銀行が緊縮へと舵を切ったことによって生じた現象だ。
スポンサードリンク
産市場が揺らいでいることから、投資心理も冷え込んでいる。大口資産家とよく接し、投資現場の雰囲気をよく知る主要金融企業のプライベートバンキングの職員は「資産購入に積極的だった投資家が、できるだけ身をすくめて状況を注視している」と口をそろえる。収益率を引き上げるためにさらなる融資を受けようとする問い合わせが大きく減った一方、確定した収益を与えてくれる預金や積金商品への投資割合を高めようとする動きがはっきりしているというのだ。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/42448.html
昨年は、投資のために必死に金策に動く韓国の若者が主導する形で、国内では借金ブームが発生し、韓国銀行(中央銀行)にとって懸念すべき潮流の1つになっていた。ところが韓国で新たな融資規制が発表され、融資ブローカーに断られ、探し求めたのは、ずっとコストが高いクレジットカード融資など幾つかの代替的な金融手段でしかなかった。
だが最近導入した一連の規制措置がこうした借り入れの抑制に今のところほとんど効果を及ぼしていない点にある。銀行が住宅購入、株式投資、生活費などの目的で家計に融資した金額は4-6月に前年同期から168兆6000億ウォン(約15兆8500億円)も増え、1805兆9000億ウォンと韓国の国内総生産(GDP)にほぼ匹敵する規模に達した。これは中銀が2003年にデータ集計を開始して以来、最高の水準だ。
とはいえ、世界で最も過熱している部類に入る韓国の不動産市場に手が届かなくなったことへの不満は、絶望へと変わった。韓国で貸出金利が上向き、利上げにもかかわらず、借金増加ペースが鈍る気配は見えなかった。銀行が融資を切るとともに、資金を必要とする人々は他の方法を模索する。まず両親に頼り、次いで規制を回避しようと金利の高い貸し手に向かって、最後はより大きなリスクを抱えてしまうため、預金と積金が増加傾向に変化したと考える。
昨年下半期から徐々に下降曲線を描いてきたKOSPI(韓国総合株価指数)は、この1カ月で11%も暴落した。一時は2600台を割り込む場面もあった。上昇を謳歌していた不動産市場も、今年に入って様変わりしている。ソウルのマンション売買価格は昨年末から上げ幅が縮小していたが、先月24日現在の週間平均価格は対前週比で0.01%下落した。2020年5月25日以来1年8カ月ぶりの「平均価格の下落」だ。このような資産市場の雰囲気の反転は、予想より激しい物価上昇や資産価格バブルへの批判に対応し、米国などの主要国の中央銀行が緊縮へと舵を切ったことによって生じた現象だ。
スポンサードリンク
産市場が揺らいでいることから、投資心理も冷え込んでいる。大口資産家とよく接し、投資現場の雰囲気をよく知る主要金融企業のプライベートバンキングの職員は「資産購入に積極的だった投資家が、できるだけ身をすくめて状況を注視している」と口をそろえる。収益率を引き上げるためにさらなる融資を受けようとする問い合わせが大きく減った一方、確定した収益を与えてくれる預金や積金商品への投資割合を高めようとする動きがはっきりしているというのだ。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/42448.html
昨年は、投資のために必死に金策に動く韓国の若者が主導する形で、国内では借金ブームが発生し、韓国銀行(中央銀行)にとって懸念すべき潮流の1つになっていた。ところが韓国で新たな融資規制が発表され、融資ブローカーに断られ、探し求めたのは、ずっとコストが高いクレジットカード融資など幾つかの代替的な金融手段でしかなかった。
だが最近導入した一連の規制措置がこうした借り入れの抑制に今のところほとんど効果を及ぼしていない点にある。銀行が住宅購入、株式投資、生活費などの目的で家計に融資した金額は4-6月に前年同期から168兆6000億ウォン(約15兆8500億円)も増え、1805兆9000億ウォンと韓国の国内総生産(GDP)にほぼ匹敵する規模に達した。これは中銀が2003年にデータ集計を開始して以来、最高の水準だ。
とはいえ、世界で最も過熱している部類に入る韓国の不動産市場に手が届かなくなったことへの不満は、絶望へと変わった。韓国で貸出金利が上向き、利上げにもかかわらず、借金増加ペースが鈍る気配は見えなかった。銀行が融資を切るとともに、資金を必要とする人々は他の方法を模索する。まず両親に頼り、次いで規制を回避しようと金利の高い貸し手に向かって、最後はより大きなリスクを抱えてしまうため、預金と積金が増加傾向に変化したと考える。
≪ グーグルが7月に額面分割、1株を138ドルで買える | HOME | サムスン・LGがEV製造に乗り出さない理由 ≫
いつもの徳政令で借金チャラね💓
[ 2022/02/05 09:56 ]
[ 編集 ]
コメントの投稿
トラックバック
≪ グーグルが7月に額面分割、1株を138ドルで買える | HOME | サムスン・LGがEV製造に乗り出さない理由 ≫
ブログランキング
最新コメント
- ななし:中国電池CATL、海外市場でも「シェア首位」に躍進 1月の搭載量が韓国LGエナジーを初めて逆転 (03/28)
- ななし:韓国、経済成長率への首都圏の寄与度、2015年以前は52%、以後は70% (03/28)
- ななし:韓国、昨年の対米貿易黒字21年来の最大…韓国産業研「今年は黒字幅減少見通し」 (03/28)
- :韓国、世界国債インデックス入り不発…観察対象国に維持 (03/28)
- :韓国、昨年の対米貿易黒字21年来の最大…韓国産業研「今年は黒字幅減少見通し」 (03/28)
- ななし:「韓国企業が利益損なわないよう」…中国国営メディア、SKハイニックス名指しで投資拡大促す (03/27)
- 名無し:北朝鮮、突然「岸田首相、金正恩氏と会談望んでいる」…韓米日に揺さぶりか (03/26)
- 名無し:サムスン依存で沈む韓国経済がGDPトップ10から脱落…日本から盗めない先端半導体で競争力低下 (03/26)
- ななし:北朝鮮、突然「岸田首相、金正恩氏と会談望んでいる」…韓米日に揺さぶりか (03/26)
- :北朝鮮、突然「岸田首相、金正恩氏と会談望んでいる」…韓米日に揺さぶりか (03/26)
リンク
- ハンギョレ新聞
- 中央日報
- 朝鮮日報
- 聯合ニュース
- 人民網
- サーチナ
- Record China
- 東洋経済
- 経済ニュース - Yahoo!ニュース
- サーチナニュース ビジネス
- 経済ニュース - エキサイトニュース
- 経済ニュース News i - TBSの動画ニュースサイト
- 経済 - 毎日jp(毎日新聞)
- 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 政治 - 国内ニュース - Yahoo!ニュース
- 政治 - MSN産経ニュース
- 政治 - エキサイトニュース
- ZAKZAK (政治・社会)
- YouTube 高橋洋一チャンネル
- 中田敦彦のYouTube大学
- YouTube 堀江貴文 ホリエモン
- YouTube JAPAN 日本の凄いニュース
- YouTube トヨタイムズ
- 管理画面
カテゴリ
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ
お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp