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トヨタ、1ー3月米市場で首位守る

今年1-3月の米国自動車市場でトヨタ自動車が首位を守った。トヨタは昨年、90年間首位を守ってきたゼネラル・モーターズ(GM)を抜き、首位に浮上した。昨年ホンダを抜いて5位に浮上した現代自動車グループは1-3月に差を広げた。こうしたことから、米国自動車市場の構図が変わりつつあるとの分析が聞かれる。

NH投資証券リサーチセンターが4日まとめた米国自動車販売統計によると、1-3月にトヨタは51万5000台を売り上げ、GM(51万台)を上回った。現代自グループは32万3000台を販売し、ホンダ(26万6000台)を上回った。ホンダとの差は5万7000台で、昨年通年での差(2万9000台)よりも大きかった。現代自グループはトヨタと米ビッグ3(GM・フォード・ステランティス)に次ぐ9.7%のシェアを記録した。

特に現代自とトヨタは米国内のディーラーに支給する販売奨励金(インセンティブ)を大幅に減らしたにもかかわらず、販売が伸びた。3月の米国内での各メーカーの1台当たり販売奨励金は、ステランティス(2256ドル)、GM(1922ドル)、日産(1770ドル)が上位で、現代自(645ドル)、起亜自(890ドル)、トヨタ(904ドル)の順で低かった。

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半導体供給難にうまく対応し、新車供給への障害を最小限に抑え、商品性も認められているためだとみられる。テスラは1-3月に14%増の12万台を販売して8位となり、販売台数が38%減の20万2000台だった日産を追い上げている。自動車業界関係者は「電気自動車(EV)への転換とサプライチェーンの危機が同時に進行し、市場の地図が急変している」と述べた。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/04/05/2022040580005.html

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トヨタ自動車が今年1月に発表した2021年の世界販売(ダイハツ工業と日野自動車を含む)は、1049万5千台(前年比10・1%増)。新車需要は世界的に多く、2年ぶりに1千万台を超えた。トヨタグループの世界販売は2年連続の世界首位となった。ただ、新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足による生産停滞もあってコロナ前の19年(1074万2千台)は下回った。

競合する独フォルクスワーゲングループは、半導体不足で生産が大きく滞って888万2千台(4・5%減)だった。半導体の調達力の差が、トヨタと明暗を分けた。 トヨタ単体では、前年比10・6%増の961万5千台。過去2番目の水準だった。牽引(けんいん)役となったのは、主要市場の中国と米国だ。 中国は8・2%増の194万台。9年連続で過去最高を更新した。

米国も10・4%増の233万台だった。米ゼネラル・モーターズ(GM)を上回り、初めて年間首位に立った。米中ともにSUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」や、セダン「カムリ」などのハイブリッド車が好調だった。ただ、トヨタも昨夏ごろから生産が滞り、世界販売は9月から前年割れが続いた。その影響を強く受けた国内販売は、147万台。前年比で1・9%の減だった。

一方、21年の世界生産は、グループ全体で1007万6千台だった。前年に比べ9・4%増えたが、コロナ前の19年(1072万5千台)には届かなかった。堅調な新車需要があるのに供給が追いついていない状況となっている。


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[ 2022年04月05日 08:18 ] カテゴリ:日本経済 | TB(0) | CM(0)
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