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韓国、ウクライナの対空ミサイル援助要請を拒否

ロシアと戦争中のウクライナが、ヘリコプターや飛行機を撃墜するための対空兵器システムの援助を韓国に要請したが、韓国政府は「殺傷兵器援助不可」の方針を重ねて表明し、拒否した。

国防部のプ・スンチャン報道官は、11日午前の定例ブリーフィングでこれについて問われ、「今月8日の韓国とウクライナの国防相の電話会談で、ウクライナから兵器に関する追加支援要請があった。ウクライナ国防相は、対空兵器システムなどを援助するのは可能かについて問い合わせてきた」と述べた。プ報道官は、「ソ・ウク国防長官は、韓国の安保状況や軍の軍事準備態勢への影響などを考慮し、ウクライナに対する殺傷用兵器システムの援助は制限されるとの立場を説明した」と述べた。通常、国防部は「困難、または不可能だ」という意味で「制限される」という婉曲表現を使う。8日の両国の国防相の電話会談は、ウクライナの要請で実現した。

ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は8日のソ・ウク長官との電話会談で、対空兵器システムの援助を要請した際に、具体的な兵器システムについては言及しなかったという。韓国軍の対空兵器システムには天弓(中距離地対空ミサイル)、パトリオット、天馬(短距離地対空ミサイル)、ホーク(短距離地対空ミサイル)、新弓(携帯用地対空ミサイル)などがある。新弓を除くとサイズが大きいため、ウクライナへの運搬には困難が伴う。現実的にウクライナに援助可能な対空兵器としては、携帯用地対空ミサイルである新弓があげられる。

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韓国はレッドアイ、ジャベリン、ミストラル、イグラなどの様々な外国製の対空ミサイルを使用していたが、韓国独自の技術で「新弓」を開発し、2006年から戦力化した。全長1.6メートル、重量15キロの新弓は小さく軽いため、2人の兵士が持ち歩いて使用できる。新弓は有効射程距離が5キロで、主に低空で侵入してくるヘリ、航空機の撃墜に使われる。米国などの北大西洋条約機構(NATO)はロシアによる侵攻後、ウクライナに携帯用対戦車・地対空誘導兵器を数千基以上提供しており、ウクライナはこの兵器でロシアの戦車、ヘリコプター、戦闘機を阻止している。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/43121.html

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ウクライナが韓国に対し、ロシアの戦闘機やミサイルに対抗するための対空兵器の支援を要請したが、韓国政府は「殺傷兵器の支援はできない」として、拒否した。これに対し、レズニコフ氏は韓国側からの人道的支援に謝意を表すとともに、必要な支援の継続に期待を示した。会談でレズニコフ氏は、ロシアの戦闘機やミサイルに対抗するための対空兵器の支援を要請したもようで、韓国軍の短距離対空ミサイル「神弓」を念頭に置いたものとみられる。

国防部はウクライナ支援のために防弾ヘルメット・医薬品などの非殺傷用軍需物品を支援している。


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[ 2022年04月12日 08:17 ] カテゴリ:韓国政治 | TB(0) | CM(0)
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