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実体・金融に対する歴代最大級の対ロシア制裁…ドル体制に「ブーメラン」懸念

2月末に始まったウクライナ戦争において、銃弾が行き交う実際の戦場よりはるかに大きく決定的な激戦が起きている場所は、対ロシア制裁をめぐる国際経済の舞台だ。米国などは、直接の参戦は控えつつ、ロシアを屈服させるためにすさまじい経済制裁を続けている。これは、戦後70年ほど続いた米国の覇権と国際秩序の威力を誇示するものでありながら、その終末を早める可能性のある「危険な選択」になりうるという指摘が続いている。

米国と欧州連合(EU)などが主導する対ロシア制裁は、ロシア産エネルギーなどに対する輸入禁止▽主要企業のロシアからの撤退▽国際金融決済ネットワークのSWIFTからのロシア排除▽ロシア中央銀行の外貨準備高の凍結などだ。このうち、ロシアに対する禁輸と企業撤収は実体部門、金融ネットワークからの排除と外貨準備高の凍結は金融に対する制裁だといえる。

ロシア経済の実体と金融部門を同時に攻撃する今回の措置は、第2次世界大戦後に米国が個人・団体・国家に科した各種制裁の合計を飛び越える「前例のない措置」だといえる。過去20年間、米国の金融制裁を考案してきたフアン・ザラテ元ホワイトハウス副補佐官(国家安全保障担当)は、6日付の英国紙「フィナンシャル・タイムズ」で、「想像できるすべての方法により、ロシアの金融と商業体系を絶縁させるという攻撃的なもの」だと評した。

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同紙は、特に世界の地政学的な秩序の一軸を成す国家であるロシアの外貨準備高を凍結した措置は、「敵を懲らしめるために、米国のドルとは異なる西側国家の通貨を武器に使ったものであり、極めて新しい形態の戦争」だという評価を出した。大規模な制裁だっただけに、威力は強力だった。

制裁の発表後、ロシアのルーブルの価値は、1ドルあたり75ルーブルから一時は半分の138ルーブルにまで暴落した。西側の銀行に預けられていたロシアの外貨準備高が凍結され、ロシアは現在、事実上のデフォルト(国家債務不履行)の危機に陥っている状態だ。
http://japan.hani.co.kr/arti/international/43207.html

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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった2日後、アメリカとヨーロッパ各国は共同声明を発表しSWIFTからロシアの一部の銀行を排除すると発表した。SWIFTは200を超える国と地域の金融機関が参加する世界的な決済ネットワークです。1日当たりの決済額は5兆ドル、日本円で575兆円となる。

SWIFTから締め出されると、その国の企業は別の決済の方法を見つけなくてはならず貿易に大きな支障が出る。2012年にイランがSWIFT制裁を受けた際にはGDP成長率はマイナス7.4%となり深刻な景気低迷となった。さらに欧米や日本は制裁の抜け穴を防ぐため、ロシアの中央銀行が各国に持つ資産も凍結。ドル、ユーロ、円の「外貨準備」を使えなくする徹底したカネのブロックだ。

経済の3要素は“ヒト・モノ・カネ”と言われますが、カネを止めればモノもヒトも止まる。一連の制裁の威力は経済制裁の中でも群を抜くと言われる。ロシアに対する風当たりの強さは各国政府からだけではない。ロシアと関わりがある西側諸国の企業が一気かせいで迅速な行動をとった。制裁発表直後からロシアの通貨ルーブルは急落。ドルに対して一時40%も下落し、過去最安値を記録した。

制裁はすでに起きている軍事侵攻を止めるなど、短期的な目的を達成するものではなく、長期的に相手側の行動の変化を促すものとしている。制裁のねらいは国家の収入源を止めてプーチン政権を弱体化させ、市民が生活に不満を募らせることで、政権の求心力を低下させるといった展開だ。みずからへの打撃も覚悟の上で、「諸刃の剣」とも言える大規模な制裁に踏み切った日本を含む西側諸国。国際社会からの制裁は覚悟の上で軍事侵攻に踏み切ったロシア。両者のせめぎあいは当面続くことになる。

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[ 2022年04月20日 08:11 ] カテゴリ:国際 | TB(0) | CM(0)
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