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双龍自動車の買収予定者に「KGグループコンソーシアム」選定

KGグループコンソーシアムが、双龍(サンヨン)自動車の条件付き買収予定者に選ばれた。13日、双龍自動車と売却主幹事であるEYハンヨン会計法人は、「ソウル回生裁判所から許可を受け、KGグループコンソーシアムを買収合併(M&A)の公告前に買収予定者に選んだ」と明らかにした。

KGグループは、KGケミカルやKGスチールなど5社の上場会社と10社余りの非上場会社を率いる中堅グループだ。公正取引委員会が発表する公正資産(5兆3460億ウォン)基準で、財界順位は71位だ。コンソーシアムには、私募ファンド運用会社のパビリオンプライベートエクイティ(PE)も参加した。

業界によると、KGグループコンソーシアムは、買収代金として約9000億ウォンを提示したという。双龍自動車とEYハンヨン会計法人は買収代金や有償増資比率および要求持分、資金調達計画、雇用保障期間などを総合的に評価し、買収予定者を選んだという。11日に締め切られた条件付き買収提案には、KGグループコンソーシアムのほか、サンバンウルグループやELBNTも参加した。

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双龍自動車は、KGグループコンソーシアムと来週中に条件付き投資契約を交わす予定だ。以後、来月公開入札を通じて買収者を確定する制限的競争入札「ストーキングホース(Stalking Horse)」方法で売却手続きを進める計画だ。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20220514/3381679/1

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4月KGグループが、双竜自動車買収戦に手を上げた。相対的に資金力が豊富なKGグループが参加し、今回は売却が実現するとの見方も出ている。買収意思を明らかにしたサンバンウルグループ、イーエヌプラスだけでなく、3月末に契約解除の通知を受けたエジソンモーターズも買収をあきらめておらず、買収合戦が激しくなるとしていた。

KGグループは最近、双竜自動車売却主管社EY韓栄会計法人に買収の意思を伝えた。買収のため、財務的投資家(FI)のカクタスプライベートエクアティ(PE)とコンソーシアムを構成したという。KGグループとカクタスPEは2019年、東部製鉄(現KGスチール)を一緒に買収し、成功裏にターンアラウンド(実績および財務構造の改善)させた経験がある。EY韓英は5月、双竜車の売却のための再入札を行う。

業界では、双竜自動車買収に少なくとも1兆ウォン(約1000億円)が必要だとみている。双竜車の負債は、一般再生債権5470億ウォン(約547億円)と公益債権3900億ウォン(約390億円)など約9370億ウォン(約937億円)。公益債権は、100%即時償還しなければならず、一般再生債権は、再生計画案に従って出資転換比率を決めることになる。KGグループコンソーシアムとは、同社の売却に向けた優先交渉権者に化学事業などを手掛けるKGグループが組むコンソーシアム(企業連合)だ。


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[ 2022年05月15日 08:19 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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