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SK系列社が90社増加する中で、サムスンは2社減少

SKグループが資産総額基準で現代自動車グループを抜き、韓国の財界ランキング2位に上がった。チェ・テウォン(崔泰源)会長が新規の法人設立や買収・合併(M&A)など、新事業へ攻撃的に進出した結果だと評価されている。

これに比べてサムスングループは、相対的に事業の拡張速度が鈍かった。サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)副会長が釈放されたものの、果敢な意思決定ができない立場であるため、事業を進めるのに制約があるとみられている。 公正取引委員会が4月27日に発表した「2022年度公示対象企業集団(大企業集団)」資料によると、SKグループは4月現在、系列185社を抱えている。2017年に96社だったSKの系列社は、5年間で90社に増えた。一方、同期間中、サムスンは62社から60社へと2社減っている。

SKグループはこの1年間で、これまでの系列社で10社が減少したものの、新規系列社が48社増えて計38社が増えた。 これに対し、サムスングループはこの1年間で、ホテル新羅の子会社であるエスエイチコーポレーションを新規に設立したのがすべてだ。現代自動車グループは系列社数が57社で、この1年間で4社が増えた。LGグループの系列社数は73社で、1年間で3社が増えている。

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一方、SKの跳躍で上位5企業集団(サムスン・SK・現代自動車・LG・ロッテ)の財界順位が12年ぶりに変わった。SKの資産総額は291兆9690億ウォン(約29兆7778億円)でサムスンに次いで2位を記録した。SKに席を譲って3位に下がった現代自動車の資産総額は257兆8450億ウォン(約26兆3002億円)だった。 SKの順位が上がったのは、半導体の売上増加とインテルナンド事業部の買収などによって、SKハイニックスの資産が20兆9000億ウォン(約2兆1311億円)増えた影響が大きかった。
https://www.wowkorea.jp/news/Korea/2022/0501/10345965.html

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SKグループが現代自動車グループを抜いて財界2位に躍り出た。昨年はSKが著しく躍進した一方、現代自動車の成長は鈍化した結果だと解釈される。今の5大グループ体制が定着して以降、順位が変わったのは今回が初めて。1位はサムスングループ、4位はLGグループ、5位はロッテグループがそれぞれ順位を守った。

今年はSKの躍進が目立った。SKグループの資産総額は約292兆ウォン(約29兆5000億円)で、現代自動車グループ(258兆ウォン、約26兆1000億円)より34兆ウォンほど多かった。SKが現代自動車を超えたのは2003年以降初めて。特に今の5大グループ体制が定着した2010年以降は、その中で順位が入れ替わったことはない。12年ぶりの変動となる。

昨年、現代自動車グループは資産を約12兆ウォン(約1兆2100億円)増やすのにとどまった。だがSKグループは52兆ウォン(約5兆2600億円)増やした。公取委は半導体や石油事業の売り上げ増加と物的分割が影響した。特に半導体の売り上げ増加によるSKハイニックスの資産増加分は約21兆ウォン(約2兆1200億円)に達した。

SKオンとSKアースオン、SKマルチユーティリティの分割設立による増加分も約8兆ウォン(約8090億円)。一方、現代自動車グループはこの10年間、年間の資産増加額が10兆ウォン台前半を超えられずにいる。


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[ 2022年05月17日 08:26 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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