韓銀「ドル高で物価上昇の圧力」、さらなる利上げを示唆
最近の対ドル・ウォン相場は、グローバル金融危機以降、最も早いペースでウォン安が進み、物価を引き上げているという分析が出ている。韓国銀行(韓銀)は、「当面、物価を中心に通貨政策を運用する必要がある」とし、年内に3、4度のさらなる利上げを実施する考えを示唆した。
9日、韓銀が国会に提出した通貨信用政策報告書によると、ウクライナ事態以降(2月25日~5月20日)、ウォン安は1日平均1.15ウォンのペースで進み、世界的な金融危機以降のウォン安期では最も速いペースだった。ウォン相場の物価上昇への寄与度は、今年第1四半期(1~3月)の消費者物価の上昇率(3.8%)の9%水準だった。物価が1万ウォン上昇した場合、このうち900ウォンはウォン安が原因だったことを意味する。
ウォン安がエネルギー価格の上昇ペースとあいまって、今後の物価上昇への圧力をさらに高めることになりかねないというのが韓銀の診断だ。原油や天然ガスなど、エネルギーの主要品目の決済の大半がドル建てで行われるためだ。米連邦準備制度理事会(FRB)の強力な緊縮が続き、ドル高は下半期(7~12月)も続きそうだ。
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韓国経済の支えだった輸出をめぐる予測も暗くなった。韓銀は、ウクライナ事態の長期化と中国封鎖措置などの影響で、輸出増加傾向は次第に減速すると見通した。成長減速の懸念にもかかわらず、物価上昇の圧力は全方位に広がっており、韓銀は通貨政策の焦点を物価安定に合わせることにした。
韓銀のパク・ジョンソク副総裁補は同日、通貨政策報告書の説明会で、「市場が、年末の基準金利水準を年2.50~2.75%と予想するのは合理的だ」とし、「ビッグステップ(基準金利の0.5%引き上げ)の可能性を残しているが、今のところは0.25%ずつ引き上げるのが適切だと思う」と述べた。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20220610/3438301/1

韓国銀行は5月26日、2022年の国内総生産(GDP)の実質成長率見通しを2月時点の3.0%から2.7%に下方修正した。世界経済の減速や原材料高を受けて設備投資と建設投資などの見通しを引き下げた。13年ぶりの水準に達した物価高騰に対応して、政策金利を引き上げていく方針も示した。設備投資をプラス2.2%からマイナス1.5%に、建設投資をプラス2.4%からマイナス0.5%に大きく下方修正した。
韓銀は、半導体などのIT分野を除く業種で投資が振るわないとし、資材価格の上昇も建設投資の下押し要因となるとした。建設資材の高騰で投資を控える動きが広がりそうだという。 またロシアによるウクライナ侵攻や、中国での都市封鎖で世界貿易が停滞する懸念が高まっており、輸出と輸入もわずかに下方修正した。サプライチェーンの混乱も長引き、代表的な輸出品目である半導体も出荷が停滞している。
9日、韓銀が国会に提出した通貨信用政策報告書によると、ウクライナ事態以降(2月25日~5月20日)、ウォン安は1日平均1.15ウォンのペースで進み、世界的な金融危機以降のウォン安期では最も速いペースだった。ウォン相場の物価上昇への寄与度は、今年第1四半期(1~3月)の消費者物価の上昇率(3.8%)の9%水準だった。物価が1万ウォン上昇した場合、このうち900ウォンはウォン安が原因だったことを意味する。
ウォン安がエネルギー価格の上昇ペースとあいまって、今後の物価上昇への圧力をさらに高めることになりかねないというのが韓銀の診断だ。原油や天然ガスなど、エネルギーの主要品目の決済の大半がドル建てで行われるためだ。米連邦準備制度理事会(FRB)の強力な緊縮が続き、ドル高は下半期(7~12月)も続きそうだ。
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韓国経済の支えだった輸出をめぐる予測も暗くなった。韓銀は、ウクライナ事態の長期化と中国封鎖措置などの影響で、輸出増加傾向は次第に減速すると見通した。成長減速の懸念にもかかわらず、物価上昇の圧力は全方位に広がっており、韓銀は通貨政策の焦点を物価安定に合わせることにした。
韓銀のパク・ジョンソク副総裁補は同日、通貨政策報告書の説明会で、「市場が、年末の基準金利水準を年2.50~2.75%と予想するのは合理的だ」とし、「ビッグステップ(基準金利の0.5%引き上げ)の可能性を残しているが、今のところは0.25%ずつ引き上げるのが適切だと思う」と述べた。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20220610/3438301/1

韓国銀行は5月26日、2022年の国内総生産(GDP)の実質成長率見通しを2月時点の3.0%から2.7%に下方修正した。世界経済の減速や原材料高を受けて設備投資と建設投資などの見通しを引き下げた。13年ぶりの水準に達した物価高騰に対応して、政策金利を引き上げていく方針も示した。設備投資をプラス2.2%からマイナス1.5%に、建設投資をプラス2.4%からマイナス0.5%に大きく下方修正した。
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ロシアのウクライナ侵略で資源・エネルギーが高騰しており日本の物価上昇は2%超えた。韓国は5%だそうだが、年内さらに金利上昇が見込まれているので苦しさは募る。金欠韓国にとって利払いの負担上昇はきつい。
サムスンや現代自動車の巨額投資はとん挫するね。金のバラマキに慣れた国民は更なるバラマキを要求するだろうから赤字国債の増発は避けられない。
金利が低下する時はダラダラゆっくり下がるが、上昇する時はあっという間に上り詰める。お金の怖さはここだ。今日の100万円が明日は90万円になると人は金を物に置き換える。100万円の物が110万円に値上がりするとインフレの加速で金利はさらに上昇する。持てる者と持たざる者の差は一層広がる。
日本は持つ国だが韓国は持たない国…経済格差は広がる。韓国の場合は借金の多い金さじ組の大没落から始まると思う。