韓国経済 com

韓国経済を中心に北朝鮮・中国・台湾・日本そしてアメリカの経済状況を掲載するサイトです。
韓国経済 韓国社会 韓国政治 日本経済 日本社会 日本政治
韓国経済 com TOP  >  韓国経済 >  韓国、財政に続いて経常収支も赤信号

韓国、財政に続いて経常収支も赤信号

インフレーション(物価上昇)とウクライナ情勢が長期化している中、韓国の主要マクロ健全性指標に赤信号がついている。黒字基調を続けてきた経常収支が24カ月ぶりに赤字に転換し、一時的とはいえ財政赤字と共に「双子の赤字」局面を迎えた。韓国が最後に「双子の赤字」となったのは通貨危機当時の1997年だった。

韓国銀行(韓銀)が10日に発表した国際収支暫定統計によると、4月の経常収支は8000万ドル(約1005億ウォン、105億円)の赤字となった。原油価格の急騰による輸入原材料価格上昇で商品収支の黒字が減少したうえ、4月の外国人配当金支払い拡大で本源所得収支が赤字になったためというのが韓銀の分析だ。経常赤字は24カ月ぶり。

商品収支の黒字が前年同月比20億ドル減の29億5000万ドルにとどまり、本源所得収支は32億5000万ドルの赤字となった。本源所得収支は国内企業の年末決算配当金支払いが集中する4月になれば赤字に転換する季節性を帯びる。韓銀のキム・ヨンファン金融統計部長は「運送収支などでサービス収支の黒字基調は続くとみられ、4月の配当要因も緩和されるため、5月には経常収支が黒字に戻る可能性が高い」と述べた。4月の経常赤字は季節的要因による一時的な現象ということだ。

スポンサードリンク
経常収支に占める比率が大きい商品収支の黒字減少幅が大きく、安心はできない状況だ。エネルギー価格急騰などで輸入増加が輸出増加を上回っている。4月の商品収支黒字は前年同月比20億ドル減の29億5000万ドルだった。輸出(589億3000万ドル)は半導体・石油製品などの好調で11.2%増えたが、輸入(559億8000万ドル)増加幅が16.5%で輸入を上回った。商品収支と連動する貿易収支は1月に赤字となり、2月と3月には黒字に戻ったが、4月からまた赤字に転じた。
https://japanese.joins.com/JArticle/292019?servcode=300§code=340

2022-06-04-k005.jpg

経常収支は所得から内需を単純に引いたものであり、経済力が強い場合、成長力が大きく内需が増えるなら、結果として赤字になる。だがこの状態は一概に悪いとは言えない。黒字がよいに決まっているが、赤字だから絶対悪いという訳ではない。経済成長の結果、内需が拡大していての赤字なので、米国がこれに相当する。

重要なのは、この逆のパターンで、経常収支=所得−内需であるから、内需となる国内市場力の劣化による経常黒字も悪い。所得>内需の状態の状況下で起きる場合には最悪となる。そしてこれが韓国のパターンと言える。国内市場の縮小によってもたらされた経常黒字な訳で、労働者の可処分所得の低下を意味する。実際にはインフレ率に可処分所得の増加率となる賃金増加率が追いつかないために「生活が苦しくなる」というパターン。

記事でいう経常収支も赤信号と言う意味は、経常収支=所得−内需において、所得が、縮小する内需以上に劣化しているわけで、悪化の一途を意味する。

関連記事

[ 2022年06月12日 08:29 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
サイト内をキーワードや文書で検索
お問い合わせ

お問い合わせ
管理人 MON
連絡先 monma@asahinet.jp