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グローバル景気悪化・輸出鈍化が追い打ちとなり、韓国ウォン安さらに続く見込み

23日、ウォン・ドル為替レートが13年ぶりに1300ウォンを突破して1301.8ウォンまで下がった。韓国ウォンの価値が下落する背景には、ますます暗くなるグローバル景気の展望がある。対外依存度が絶対的な韓国経済の特性上、輸出鈍化に対する憂慮が高まり、証券市場が悪化の一途をたどりウォン貨の売り傾向が強まったという分析だ。当分はウォン安が持続するという展望が提起される理由だ。今後、企業が為替レートの下落により高騰した輸入原材料価格を国内の販売価格に本格的に反映させることで、インフレーションがいっそう深化するとの憂慮も出ている。

この日の韓国銀行統計によれば、1ドルあたりのウォン価値は先月末比で64.6ウォン(5.2%)下がった。同じ期間にドルインデックスが2.4%ほど上がったことに比べ、変化の幅が大きい。米国の通貨緊縮にともなうドル高現象に加えて、韓国経済要因もさらに作用したという分析が出てくる理由だ。韓国証券市場における外国人投資家の激しい売り浴びせも影響を及ぼしたとみられる。外国人投資家は有価証券市場で最近5取引日連続で売り越した。韓国国内の株価下落で損失の懸念が高まった外国人投資家が、韓国株式を売り、こうした売り越しが韓国ウォンの価値下落につながるという悪循環であるわけだ。

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韓国総合株価指数(KOSPI)は先月末に比べ13.8%下がった一方、ダウジョーンズ産業平均指数とスタンダードアンドプアーズ(S&P)500指数はそれぞれ7.6%、9.0%の下落に終わった。日本の日経225指数(-4.0%)と中国の上海総合指数(-4.2%)は下落幅がさらに小さかった。外国為替当局関係者は「外国人株式投資家は、ほとんど為替ヘッジをせずに取り引きする」として「株式市場で売った金をソウル外国為替市場で再びドルに変え、ドル高が現れている」と説明した。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/43848.html

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ハンギョレ新聞は、グローバル景気展望は当分さらに悪くなるとし、物価が容易に沈静化しない中でさらに強力な緊縮が避けられなくなったためと報じている。対ドルのウォン安傾向が続けば、消費者物価の上昇率がさらに激化するという憂慮もある。韓国銀行のイ・スンホン副総裁は、「FRBの急な通貨政策正常化でドル高が深化し、為替レートの物価移転が拡大している」と話している。

為替レートが一時的に下がる時は、企業が費用の増加分を販売価格に転嫁せずに耐えられるが、今後はウォン安にともなう輸入物価の上昇効果がさらに明確になるとしている。


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[ 2022年06月24日 08:12 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(1)
今経済が厳しいのは韓国だけでは無い。
今ロシアの愚かなな侵略戦争のせいで世界中で石油が高騰し、食料が不足している。
物価がどんどん上がってどの国も苦しんでいる。
韓国だけじゃ無く世界中が苦しいのだ。
[ 2022/06/25 00:52 ] [ 編集 ]
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