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韓国の素材・装置産業の国産化はうそだった?

2022年6月28日、韓国・ヘラルド経済は日本メディアの報道を引用し、「日本政府が対韓輸出管理強化措置を発表してからまもなく3年を迎えるが、韓国の素材・装置産業の国産化は足踏み状態だ」と伝えた。

記事によると、日本の措置発表後、韓国は関連品目の国産化を進めてきたが、韓国貿易協会の統計を見ると国産化は難航している。フッ化水素の場合、日本からの輸入額は19年7月に急減し、20年の輸入額は18年と比べて86%縮小した。ところが、21年には前年比34%の増加に転じた。今年1~4月も前年同期比30%増加し、輸入額増加の傾向が続いている。 

フォトレジストは前年比2桁の伸びが続き、フッ化ポリイミドは輸入額がわずかに減少するにとどまった。また、21年の半導体製造装備の対日輸入額は前年より44%増えた630億ドル(約8兆5200億円)に達し、対日貿易赤字を拡大させたという。

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日本政府は19年7月1日に半導体の素材など3品目の対韓輸出規制を強化すると発表し、同年8月19日に韓国を輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から除外した。韓国ではこの措置が(韓国最高裁が日本企業に元徴用工への損害賠償を命じた)元徴用工判決に対する「報復」と考えられ、日本製品不買運動が拡散するきっかけとなった。
https://www.recordchina.co.jp/b896736-s39-c20-d0191.html

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2021年1-4月期においては、韓国に対する輸出高は「機械類及び輸送用機器」が7598億円で輸出高全体の40.71%、「化学製品」が4301億円で輸出高全体の23.05%、「原料別製品」が2409億円で輸出高全体の12.91%。日本の対韓輸出高は、この3品目だけで全体の4分の3を超えている、ちなみにこれらのなかでも特に大きいのが「半導体等製造装置」であり、2273億円に達する。少なくとも日本からの輸出高に関する限り、韓国、台湾ともに、モノを作るための生産財や中間素材などが非常に大きな比率を占めている。

結局は、韓国経済の「日本依存」が改めて浮き彫りにり、半導体産業の2019年に日本政府が半導体素材などの輸出管理を強化して以降、「脱日本」にかじを切ったはずだが、逆に依存度が高まっている。これまで基礎研究に興味を示してこなかった韓国が、仮に国産化できたとしても品質や価格を安定させ、商品化することは至難の業となる。結果として文政権の政策は口だけに終わったといえる。 現行は輸入地域を変更し、海外の日本合弁会社等から輸入しており、トータル的に日本依存は変わらない。


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[ 2022年06月29日 08:34 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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