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エネルギー輸入激増が招いた韓国の過去最大貿易赤字

今年上半期の韓国の貿易収支が過去最大の赤字を記録した。輸出は過去最高実績を示したが、原油・天然ガスなどのエネルギー輸入額の急増で、輸出より輸入がはるかに多かったためだ。今年下半期にもロシアのウクライナ侵攻など国際情勢が変わらない限りこうした傾向が続くとみられ、警戒心を持たなければならない。

産業通商資源部が1日に発表した資料によれば、輸出は昨年同期より15.6%増加した3503億ドル、輸入は26.2%増えた3606億ドルとなった。これにより貿易収支は103億ドルの赤字を記録した。上半期基準で過去最大規模だ。これまでの最大記録は外国為替危機当時の1997年の91億6千万ドルであった。月別では4月から6月までの3カ月連続赤字だったが、これはグローバル金融危機が起きた2008年(6~9月)以来14年ぶりだ。

もっとも、貿易収支よりさらに包括的な対外取引指標である経常収支は依然黒字であり、恐怖心まで持つ理由はない。また、戦争と中国のコロナ封鎖政策などの難しい対外条件の中でも輸出が半期基準で過去最高実績を達成したという点は評価に値する。だが、過去最大の貿易赤字がきわめて良くない指標であることは間違いない。

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特に、エネルギーを外国に絶対的に依存する韓国の構造的問題が弱点となっている点に留意しなければならない。原油・ガス・石炭の3大エネルギー源の今年上半期の輸入額は、エネルギー価格急騰の余波で前年同期より410億ドル(87.5%)も急増した。今年に入って3大エネルギー源の輸入増加額は、毎月の貿易赤字規模を上回っている。合わせて国外の原材料と穀物の価格上昇の余波で原材料および穀物輸入額が増えた点も、貿易赤字の要因になった。加えて対ドル・ウォンレートも急落し、ウォン換算輸入額を増加させた。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/43917.html

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経常収支=所得−内需という側面でとらえると、内需となる国内市場力の劣化による経常黒字は最悪となる。国内市場の縮小によってもたらされた経常黒字な訳で、労働者の可処分所得の低下を意味する。実際にはインフレ率に可処分所得の増加率となる賃金増加率が追いつかないために、生活が苦しくなるというパターンで、韓国に当てはまる。

経常収支の内容は、主に四つ。 ①貿易収支(通関統計における輸出から輸入を引いたもの)、②一次所得(国外から得た利払いや配当から、国外に支払った利払いや配当)、③二次所得(事実上の対外援助金)、④サービス収支(知財や海外旅行収支等の物品・配当金以外のサービスの収支状況)。決定的な違いは一次所得で、日本は大幅な黒字、韓国は圧倒的に赤字となる。

この縮小する内需の中で、貿易収支も赤字ではとどめ打ちに近い。 さらに言えば、韓国の赤字でより問題なのは、政府予算の赤字となる。過半が外責となる。韓国の場合、国内の金融機関が絶望的に脆弱で、この不足分の国債を韓国国内で消費することが出来ない。つまり外国人投資家に頼るしか無いという事だろうか…。

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[ 2022年07月02日 08:08 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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