原油価格の暴落にドル高で、「同時多発的な景気低迷」=韓国
国際原材料市場では国際原油価格、金属や穀物の価格が暴落し、外国為替市場では安全資産であるドルが超強気を維持していることで、ユーロの価値がここ20年の最低値にまで下落した。 金融市場では、景気低迷の兆候といわれる米国債の長・短期金利の逆転現象まで起きている。米国、ユーロ圏、韓国、中国など世界経済の随所で今年上半期を席巻した「インフレ」局面が、今や下半期の始まる7月に入るやいなや、一瞬にして「景気後退および低迷」へと突入するのではないかとの懸念へと急速に転じている。
全世界の金融、通貨、商品市場に同時多発的に「景気低迷」の懸念が広がっていることで、6日の韓国の金融市場ではドル相場が前日より6.0ウォン上昇の1ドル=1306.3ウォンで取り引きを終え、KOSIP(韓国総合株価指数)は1年8カ月ぶりに2300を下回った(2292.01)。 5日(現地時間)の米ニューヨーク商品取引所においてウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI、8月引き渡し分)は前営業日より8.2%(8.93ドル)下落の1バレル=99.50ドルで取り引きを終えた。
WTIが100ドルを下回ったのは5月11日以来。同日のロンドン先物取引所において北海ブレント原油(9月先物)も前営業日に比べて9.5%(10.73ドル)下落の102.77ドルで取り引きを終えた。突発的な原油供給ショックのニュースはなかっただけに、世界経済の収縮に対する懸念が原油市場を直撃したと分析される。
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この日の大幅な原油価格の下落を、グローバルなインフレの手綱が徐々に引き締められるだろうという「良いシグナル」だと受け止める経済アナリストの論評は見当たらない。むしろ、グローバルな景気低迷が目前に迫っていることを示すシグナルとして受け止めている。原油価格のほかにも、産業用の金属や金などのその他の国際原材料価格も同日、軒並み暴落した。
産業生産全般に使われるため、銅と共に「景気の風向計」と呼ばれるニッケル、アルミニウム、スズの3カ月先物価格は、同日のロンドン金属取引所(LME)で直前の最高値に比べ35~50%下落した。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/43969.html

韓国の上半期基準で過去最大の赤字という記録で、輸出の流れ自体から異常信号ととなった。4日に産業通商資源部が集計した「6月輸出入動向」によれば、輸出物量は1421万トンで、昨年6月に比べ6.1%減。ウクライナ事態に世界景気鈍化傾向が重なって、輸出景気が悪化した。金額基準の輸出は騰勢を維持しているが、6月に入り弱まった。6月の輸出実績577億3千万ドルは昨年同月より5.4%増えた水準だ。輸出増加率は昨年3月(16.3%)以来ずっと2桁台を記録したし、今年3月(18.8%)、4月(12.9%)、5月(21.3%)も高空行進を続けてきた。
6月の輸出入動向で目についた点として、対中国貿易赤字の流れが2カ月連続したことが挙げられる。中国に対する輸出は昨年6月に比べ0.8%減った129億6600万ドル、輸入は24.1%増えた141億8千万ドルで、12億1400万ドルの赤字だ。また原材料価格の急落は、金融市場にとどまらず、グローバル実体経済が急速に萎縮しつつあることで、「景気低迷」の恐怖が強くなっている。
各国のインフレが予想より遅い第3四半期後半にピークを迎える可能性が高まっていることも景気低迷の根拠となっている。エネルギーと穀物の価格が仮に下落に転じたとしても、賃金、家賃、保険料などの硬直性の高い諸品目が急激な上昇を続けているため、物価がいつピークを迎えるかの判断は難しい。
全世界の金融、通貨、商品市場に同時多発的に「景気低迷」の懸念が広がっていることで、6日の韓国の金融市場ではドル相場が前日より6.0ウォン上昇の1ドル=1306.3ウォンで取り引きを終え、KOSIP(韓国総合株価指数)は1年8カ月ぶりに2300を下回った(2292.01)。 5日(現地時間)の米ニューヨーク商品取引所においてウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI、8月引き渡し分)は前営業日より8.2%(8.93ドル)下落の1バレル=99.50ドルで取り引きを終えた。
WTIが100ドルを下回ったのは5月11日以来。同日のロンドン先物取引所において北海ブレント原油(9月先物)も前営業日に比べて9.5%(10.73ドル)下落の102.77ドルで取り引きを終えた。突発的な原油供給ショックのニュースはなかっただけに、世界経済の収縮に対する懸念が原油市場を直撃したと分析される。
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この日の大幅な原油価格の下落を、グローバルなインフレの手綱が徐々に引き締められるだろうという「良いシグナル」だと受け止める経済アナリストの論評は見当たらない。むしろ、グローバルな景気低迷が目前に迫っていることを示すシグナルとして受け止めている。原油価格のほかにも、産業用の金属や金などのその他の国際原材料価格も同日、軒並み暴落した。
産業生産全般に使われるため、銅と共に「景気の風向計」と呼ばれるニッケル、アルミニウム、スズの3カ月先物価格は、同日のロンドン金属取引所(LME)で直前の最高値に比べ35~50%下落した。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/43969.html

韓国の上半期基準で過去最大の赤字という記録で、輸出の流れ自体から異常信号ととなった。4日に産業通商資源部が集計した「6月輸出入動向」によれば、輸出物量は1421万トンで、昨年6月に比べ6.1%減。ウクライナ事態に世界景気鈍化傾向が重なって、輸出景気が悪化した。金額基準の輸出は騰勢を維持しているが、6月に入り弱まった。6月の輸出実績577億3千万ドルは昨年同月より5.4%増えた水準だ。輸出増加率は昨年3月(16.3%)以来ずっと2桁台を記録したし、今年3月(18.8%)、4月(12.9%)、5月(21.3%)も高空行進を続けてきた。
6月の輸出入動向で目についた点として、対中国貿易赤字の流れが2カ月連続したことが挙げられる。中国に対する輸出は昨年6月に比べ0.8%減った129億6600万ドル、輸入は24.1%増えた141億8千万ドルで、12億1400万ドルの赤字だ。また原材料価格の急落は、金融市場にとどまらず、グローバル実体経済が急速に萎縮しつつあることで、「景気低迷」の恐怖が強くなっている。
各国のインフレが予想より遅い第3四半期後半にピークを迎える可能性が高まっていることも景気低迷の根拠となっている。エネルギーと穀物の価格が仮に下落に転じたとしても、賃金、家賃、保険料などの硬直性の高い諸品目が急激な上昇を続けているため、物価がいつピークを迎えるかの判断は難しい。
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落とすから、その時間差分だけ在庫が増える。
半導体はすでに供給過剰モードに突入のようだ。