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IMF、韓国の為替介入は限定的に実施されており、外貨準備高は適正と評価

国際通貨基金(IMF)は、韓国の外国為替当局の外国為替市場への介入は市場の無秩序な変動性を事前に予防するとの目的で「限定的に実施されている」と評価した。また、昨年現在の韓国の「適正な」経常収支の黒字幅は国内総生産(GDP)の5%と推定した。

IMFは8日に発表した各国の「対外セクター報告書」で「韓国銀行が公開した外国為替市場への介入データによれば、昨年下半期に市場で140億ドル(GDPの0.8%)を売り越したが、外国為替市場における過度なウォン-ドルレートの変動性を軽減するとの目的で実施された」と評価した。また、昨年末現在の韓国の外貨保有高(4631億ドル、GDPの25.6%)は、IMFが算出した適正水準の約99%に達するとし、外部からショックを受けた際に十分に対応できる規模だと述べた。

ドル-ウォン相場については、今年5月現在、韓国ウォンの実質実効為替レート(自国の物価および主要交易国との交易比率を考慮した通貨価値)は、昨年平均のウォン相場に比べて4.7%低いと評価した。

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また、韓国の経常収支規模を基準に見れば、5月現在のウォンの実質実効為替レートは適正水準に比べて-1.6%(低評価)から3.7%(高評価)の間にあり、その中間値では1%過大評価(価値切り上げ)されていると述べた。また、5月のウォン相場は、国内の変数に焦点を当てれば0.8%低評価されており、国家間の違いに焦点を当てたモデルでは4.2%の高評価状態だと推定した。
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/44238.html

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ドル高にもかかわらず、先月、韓国の外貨準備高が3億3000万ドル増え、5カ月ぶりに増加した。3日、韓国銀行が発表した「2022年7月外貨準備高」統計によると、先月末基準で韓国の外貨準備高は4386億1000万ドルとなった。前月末(4382億8000万ドル)より3億3000万ドル増加した。韓国銀行は「他通貨建て外貨準備の米ドル換算額減少などにもかかわらず、外貨準備運用収益、金融機関の外貨預金などが増加した」と述べている。

外貨準備高は今年に入ってウォン高ドル安のため3月末以降4カ月連続で減少したが、先月、増加に転じた。資産別に見ると、国債・社債など有価証券が1カ月前に比べて34億2000万ドル減の3918億5000万ドルを記録した。預置金は232億ドルで、39億8000万ドル増えた。 国際通貨基金(IMF)に対する交換性通貨引出限度額「IMFポジション」(43億7000万ドル)と「SDR(特別引出権)」(143億9000万ドル)はそれぞれ6000万ドル、1億7000万ドル減少した。

韓国の外貨準備高は6月末基準で世界9位を維持していることが分かった。中国(3兆713億ドル)が最も多く、日本(1兆3571億ドル)とスイス(9625億ドル)が後に続いた。


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[ 2022年08月09日 07:40 ] カテゴリ:韓国経済 | TB(0) | CM(0)
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